論文の著者を見ていただければわかると思いますが、そうそうたるメンバーです。
社会的ネットワーク論の源流である、社会人類学的なアプローチから始まり、
家族社会学へネットワークの視点を導入したボット、転職研究では避けて通れ
ないグラノベッター、「スモールワールド」実験のミルグラムへ続きます。
さらに、コールマンやバートが社会関係資本との関わりで論じています。
ネットワーク分析の入門書とともに購入することをお薦めします。実際の
研究事例を学べますし、解説もされているので研究史の流れをつかむこと
ができます。
ネットワーク分析の入門書は、手に入りやすいものとして
○安田雪,1997,『ネットワーク分析―何が行為を決定するか―』.
○森岡清志編,2004,『都市社会の人間関係』(放送大学教材).
などがあります。同じネットワーク研究でも、大きく2つの流れに分けられ
るので2つ挙げています。現在ネットワーク分析というと前者のほうが一般
的かもしれません。その他に金光淳さんの『社会ネットワーク分析の基礎
―社会的関係資本論に向けて―』もありますが、こちらは腰を据えて学ばれ
る方用になろうかと思います(研究スタンスは安田雪さんらと同じ)。