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リーダーシップの旅  見えないものを見る (光文社新書)
 
 

リーダーシップの旅 見えないものを見る (光文社新書) [新書]

野田 智義 , 金井 壽宏
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (23件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 819 通常配送無料 詳細
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リーダーシップの旅
リーダーシップとは何か。それは組織での役職名ではなく、早計にあるなしを断じることができない資質であるが、確かに存在し必要とされている。著者の1人である金井壽宏氏は、経営管理と組織行動の視点からリーダーシップを論じている学者である。一方の野田智義氏は、旧・日本興業銀行勤務、欧米の複数の大学での助教授経験などを経て、現在はリーダーシップを研究するNPO法人(特定非営利活動法人)理事長に就く。

著者らは近年盛んなリーダーシップ論議について、「リーダーシップは先天的なものか、後天的なものかといった“神学論争”にはあまり意味がない」と一蹴する。後天的な環境がリーダーを育むと説き、「すごいリーダー幻想」に惑わされるなと指摘。類まれなるリーダーとして称えられる者たちは、自らなろうとしてそうなったのではないと断じ、彼らは信念を貫く「旅」を歩む中で、結果的にフォロワー(従事者・支援者)の共感を呼び起こしたのだと言う。

野田氏は、リーダーに共通する資質とは、「見えないものを見る力」だと説明し、金井氏が組織論の観点からその説を補完する。意思の力とぶれない姿勢(基軸力)こそ不可欠と論じ、それらが生まれる過程を解き明かす。


(日経ビジネス 2007/04/30 Copyright2001 日経BP企画..All rights reserved.)

内容(「BOOK」データベースより)

社長になろうと思って社長になった人はいても、リーダーになろうと思ってリーダーになった人はいない。リーダーは自らの行動の中で、結果としてリーダーになる。はじめからフォロワーがいるわけではなく、「結果としてリーダーになる」プロセスにおいて、フォロワーが現れる。リーダーシップは、本を読んで修得するものでも、だれかから教わるものでもない。それは私たち一人一人が、自分の生き方の中に発見するものだ。リーダーシップはだれの前にも広がっている。何かを見たいという気持ちがあれば、可能性は無限に膨らむ。自らが選択し行動することで、人は結果としてリーダーと呼ばれるのだ。

登録情報

  • 新書: 297ページ
  • 出版社: 光文社 (2007/2/16)
  • ISBN-10: 433403389X
  • ISBN-13: 978-4334033897
  • 発売日: 2007/2/16
  • 商品の寸法: 17 x 10.8 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (23件のカスタマーレビュー)
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51 人中、46人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By picander トップ500レビュアー
形式:新書
旅のメタファーを使い、リーダーシップを2人が交互に語る。
分析的なリーダーシップ論を乗り越え、リーダーシップをもっと身近に、「自らの人生にとってリーダーシップがどんな意味をもつのかを考える機会」を提供してくれようとしている。
リーダーは、なろうとしてなるものではない、見えないものを見て、信念を貫き、信頼を勝ち取ったものが、自然にフォロワーを得て、リーダーになるのだ、生き方の問題であり、マネージャーとは違う、と。
基本となるメッセージはもっともだと思うが、書き方は納得しがたい。

「すごいリーダー幻想」を捨てろと言うが出てくる事例は、ほぼ一流経営者や偉大な指導者、スターウォーズやスパイダーマン、、、「すごいリーダー」のものだらけだ。皆、リーダーとして大成功した人である。リーダーとは無縁と思っている普通の人に身近に感じてほしいのなら、なぜ普通の人の実例がほとんどないのか。著者はもっと「旅」をして、偉人伝にならないように、フィールドワークから誰もが持ちうるリーダーシップの事例を集めるべきではなかったか。

普通の読者に身近で生き方を問うようにリーダーシップを語りたいなら、なぜ英語のコンセプトを乱立させるのか。
トランザクショナル・リーダー、トランスフォーメーショナル・リーダー、エマージェント・リーダー、インディビデュアル・コントリビューター、イデオシンクラシー・クレジット、ヒードニズム、キャリア・アンカー、キャリア・エピファニー、コンテクスチュアル・インテリジェンス、エージェンティックとコミューナル、、、ほか多数。
これも文中わざわざ英語で記している「ストリート・スマート」な知性は、こういう輸入モノの横文字から離れたところにある。
本書に登場するリーダーはこんな外来語で人をリードしたことはないし、普通の日本人は、こういう言葉とはリーダーシップの旅をしない。
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27 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
2人の著者による 1.5人前の対談形式風リーダシップ論

著者の1人である金井は考えた
超多忙な野田の知恵を、机に縛り付けることなく
効率的に引き出すためには どうしたらよいかと
出した結果は、2日間対談を行い
それを素材として本にすることだった

しかし、素材をまとめて文章にし
少々手を加えれば本になると思っていた
金井の目論見ははずれる
なぜなら、文章になったものに対して、
野田が必要以上に、細部にこだわったからだ
こうなると、もともとリーダシップに一家言ある金井も
裏方に徹する自分に、我慢できない
とうとう金井も自分の持論を表に出し始めてしまった

結果的に この本は
野田と金井の2人のリーダシップ論が
整理されず 投げ出されたままである
力のある2人が相乗効果を生み出し
本来は3人前の成果を期待したはずなのに
実際は論が濁り 1.5人前の成果しか生み出していない
部分部分は良いことが書いてあるのに、残念な結果に終わっている

私がチェックマークを入れたページは、以下の16箇所
P54,57,63,67,69,92,96,102,113,152,163,210,214,228,244,277
特に、P214の「刺激の設計」は、本質を捉えた言葉だと思う

もう一度言う
部分部分は良いことが書いてあるだけに、残念な仕上がりだ
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By tatenda
形式:新書
著者自らの経験から、リーダーシップを旅に例え、リーダーシップと何か、体得することがなぜ難しいかを説いた本でした。
自己啓発本はあまり好きではないのですが、本書は対話形式で書かれていることもあり、すんなりと読むことができたように思います。
特に「アクティブ・ノンアクション(不毛な忙しさ)」という言葉は、ドキッとさせられました。
「忙しいから絵が描けないのではなく、描けないから忙しいのだ。」
私の現状を言い当てられたような気がして身につまされました。

本書の考え方として面白いと感じたのは、
リーダーの成長過程を、
「リード・ザ・セルフ」
「リード・ザ・ピープル」
「リード・ザ・ソサイエティ」
の3軸で表現している点です。

オリジナリティがありなるほどと思いましたが、これだけではリーダーシップの成長過程をフレームワークで整理しているに過ぎず、その過程をどう乗り越えるのかなどは書かれていませんでした。
リーダーシップの本質が知りたいと思っていただけに、その点は残念に感じました。

ただ、本書でも「リーダーシップとは本などで教えるようなものではない」と書かれているため、自分で体験し考えていくことで実感として得られるものなのかもしれません。
自分自身がどうありたいのかを考えたいと思っている方にオススメです。
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