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12 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
悩める自我に捧げる書だ,
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レビュー対象商品: リーダーシップでいちばん大切なこと (単行本)
結論から言おう、ここでいうリーダーシップとマネジメントを混在して認知している私のような向きこそ読むべき、悩める自我に捧げる書だこれは。本書では、個人における2次的情動を機械的に認識した上で基本的情動を観察し、自分自身の心の声に耳を傾ける(「マインドフルネスの状態」)ことが人生を送る上で最も 前向きで積極的な生き方であり、さらには外部環境の変化から生き残る為の手段であると説く。 自分自身の価値観とは先に触れた基本的情動の集合であり、それが「価値観のピラミッド」における上位であればあるほど個人はリーダーシップを発揮した状態となる。 さすれば自分自身の価値観をより上位にある様に、悩み考え行動すべきであるという点は、やはり最も大切な事であろう。 繰り返しになるが、驚くべき事にこれが現代を生きる上での生き残る為の手段であるのだ。 恐らく、我が人生の進むべき道に悩んだ事がある多くの人間が、これらを内包した混沌とした悩みの中で、よくわからないが苦渋の決断を行い今に至りながらも、さらに悩める状態にあることは 日本国がそのGDPの割りに幸福度調査における芳しくない順位(24位/57;World Values Survey HP(2011.1))をキープし続ける理由と関係がないとは言えないのかもしれない。 本書を読み終えて感じる事は、まず混沌とした自分や人生に関する悩みが一つの大きな明確化された大きな悩みとして整理されることである。 しかしながら、Amazon等の本書に関する書評を見ている限りは、残念ながら「価値観のピラミッド」がレイヤーとして存在している事からもわかる様に、読者の「何か」がある程度の水準に至らぬ限りは本書の真の恩恵を得る事は難しいのかもしれない。 この「何か」というのは、今はうまく説明できない。 最後にただ一つ、欲張りな希望を述べるのであれば、「リーダー探訪」に登場する超人達の事だ。この登場人物達が超人すぎて距離感を覚えるということだ。 松浦貴昌氏くらいだろうか、どうしようもない(どうしようもないと言いながらも、かなりのものだが)ところからの飛躍をとげたのは。 重い! 熱い!
7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
人生の本質論,
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レビュー対象商品: リーダーシップでいちばん大切なこと (単行本)
本の帯に書かれていましたが、この本を一言で要約すると、「人生の本質論」だと思います。更にもう一言、「自分の考えたとおりに生きなければならない。そうでないと、自分が生きたとおりに考えてしまう」 この一文が全てです。 一生忘れない、最も重要な、考えさせられる一文です。
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
エッジの効いたメッセージのある骨太な本,
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レビュー対象商品: リーダーシップでいちばん大切なこと (単行本)
日頃リーダーシップとは?と格闘しながらその分野で仕事をしている人間です。リーダーシップをフォロワーの存在や「他者への影響力」と定義する立ち位置からすると 「リーダーシップ」という言葉の定義からして読み手の評価の分かれるところかもしれない。 しかし、特に前半部分において徹底して自分自身の価値観を示すことに力点をおいて いるとことには強い共感を覚える。 なぜなら、私自身が現在この「自分自身の価値観を示す」ことのできるリーダー層を 増やしたい、その連鎖が若手にもつながれば、骨太のリーダーが育っていくはず、 なんとかそれを実現したい、という意志を抱いているからである。 そして「自分の価値観で生きること」が人生充実度を増していくことにつながると信じている。 実際にやろうとすれば恐ろしいほどに勇気のいることであるが、「リーダーというのは 他人がなんと言おうと「孤独」を受け入れ、常に自分の価値観通りに行動しようとする 人々」という定義には雄々しさを感じる。 「千万人と言えどもわれいかん」「かくすればかくなることと知りながらやむにやまれぬ 大和魂」といった日本の先達のDNAにも通じるところを感じた。 基本的情動と2次的情動との関係もわかりやすい。 基本的情動と2次的情動との間の幸せな結婚、という表現も言い得て妙である。 それを実現することは相当に修練のいることであり、安易に「思うがまま」「自分勝手」 に生きる、という主張ではないところも共感を得た。 本書で書いてある内容を実行するには、真っ向から自分と向き合う姿勢が 必要であり、逃げていては決して自分の本心は見つからないであろう。 また、マインドフルネスを実行するには意識的にじっくりと自分と向き合う 時間を設けることも必要である。それは決して楽なことではない。 自分自身との終わりのない切磋琢磨を挑む覚悟が必要であり、それを 楽しむこともまた必要である。
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