「リーダ」には必読の書です。
登山に限らず、「リーダ」として人を率いることに伴う「考量」「判断」「行為(実行)」の必要性を示す良書です。題材の良否はあるものの、八甲田山死の彷徨(
八甲田山死の彷徨 (新潮文庫))に描かれていることとも通じます。それらから読み取れる"リーダ"が「リーダ」であること/「リーダであることの"意味"」を認識して、行為することの必要さ/重要性も根底として説かれています。2009年のトムラウシ山の遭難、2010年の浜名湖のボート転覆事件、等など、さまざまな問題がリーダによって防ぎきれず・引き起こってしまっています。
自分がいつ そのような責めを負う「リーダ」になってしまうかもしれぬとすれば、そのような問題を自分が引き起こしてしまわぬようにするためにも、この「リーダは何をしていたか」は(責任逃避的にではなく/前向きに)『自分を守るため』にも必読の書です。
そして「フォロワー」「メンバー」にも推奨の書籍です。
リーダと共に行動することになる「フォロワー」「メンバー」にも、リーダは何を行うべきかを知るため、そして「もし、それが行われぬとすれば"自己判断"し行動する必要性」に気づくためにも、この「リーダは何をしていたか」は 推奨の良書と思います。//