・たぶん、自分はリーダーに向いてないのかもと内心思いながらも
仕事の立場上リーダーをやっている人に最適な本だと思った.
私も3年前、ヒラから急に30人以上の部下を持つようになり、現在も
自分のスタンスが決まっていないので、腑に落ちる話が多かった.
・多くのリーダー論は、私のような新前マネージャーに合わない社長向け
の話だったり、逆に「こうしなければならない」とそれに行動が縛られ
るような公式っぽいマニュアルだったりする.
自分の場合、後者のようなマニュアル本の断片的な言葉は、むしろ毒で
自分自身を向いて、現実的制約に基づいて考えることが促されるような
書物でないと、却って自分がギクシャクしてしまい、「これをやれば正しい」
というような言葉に引きずられてきた.
・本書は、「ビジョンを描くための3つのステップ」といった類書にある
マニュアル的内容も満載だが、
・作業を最初に浮かぶ半分の時間で終わらせる
・自分のエネルギーを高めてからオフィスに入っていく
・決められるようになる3つのステップ
・退路を断って、「すべては自分次第」という感覚を持とう
といった他書にあまり書かれていない実践的な内容が役に立つ.
また、冒頭に述べた、考えずにただこれを実行しなさいというのではなく
自分の中で考え抜いて、説得性のある道筋を貫く、これは譲れないといった
ものをもつことの大切さを実感した.