「モンティ・パイソン調のナンセンスをホラー風味に味付け」と判で突いたように言われてるが、そうかぁ?という印象。確かにメンバーはパイソンをリスペクトしていることを公言しているものの、あそこまで突き抜けてはいない。ちゅうか、パイソン的すぎるとホラー味の意味が全くなくなるんだよなぁ。
ギャグもホラーも良く判っている、つまり「笑いと恐怖は紙一重」という真理を把握しているヒトたちがつくった、「お笑い」寄りのホラードラマと俺は観たのだが、如何だろうか?
そのホラー風味もパロディーをやろうとしているのではなく、リスペク作品(これがまた、「ウィッカーマン」とか「赤い影」とか「シャイニング」とか、ホント、良く判ってらっしゃるのよ!)の要素を十分に理解した上で自分たちの土俵に持ってっているので、正直、怖すぎて笑えないネタが結構ある。
そういう意味では斬新かつ注目すべき傑作であると思うが。。。。かなり心が磨り減るぞ、これは。まだシーズン1の上巻しか観ていないが、二時間近く「乗越し駅の刑罰」調のアレやられると、かなりヘビー。
そんな中で障壁要因なく爆笑できるのは「藪の獣医」というネタ。動物虐待ネタやらせたらイギリス人の右に出るものはいないな。ネタの断続性も、パイソンライクだし。
一方で、こういう笑いが成り立つ程に、動物愛護ちゅうか人とペットの関わり方が大人の付き合いになっている国民性というのが読み取れて、興味深くもある。そういう事が汲み取れない理解力のヒトには、耐え難いギャグなんだろうけどね、一連の犬ネタとかイギリスガメラとか。