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時は流れ…先日、偶然目にした本書。(恥ずかしながらもう刊行から二年以上経ってるやん!)大槻ケンヂの著書を手にするのは確か『グミ・チョコ』以来か…。
時は同じくして十代の頃。“筋少”はインディーズ時代から熱烈なファンだった私。タイトルを見ただけですぐさまに時代背景が想像できた。
今は雑多な日常に追われ、すっかりクタびれたオジサンになってしまった現在の私は、家内や子供達が寝静まった深夜に一人懐かしさに浸りながらコッソリと一気に読みふけった。
「ひゃひゃひゃ」堪えていたが思わず爆笑。そして最後はウカツにも声を出して号泣してしまった。「イ‥イカン、皆が起きてしまうではないか!」(笑)
当時、バンドブームの真っ只中をリアルに経験し、ブーム衰退後の彼の動向を只ならぬ気持ちで見守っていたファン(私ら)世代には何とも言えず泣けるのだ。
一体どの部分がこんなにも琴線に触れるのかと問われると、細かい内容とかよりも、その彼と共に感じてきた時代背景を自分と重ね合わせノスタルジックな感傷が蘇ってくるのではないだろうか。
どちらも「青春」なんてゆークサ~イ感傷を再び思い起こさせられちゃう一冊です。
是非とも合わせてお薦めしたい。
個人的には「高円寺心中」の”本当にドブネズミのように僕たちは美しかったか?”というフレーズをもう少しここで突き詰めてほしかったので星4つ。(実質4.5)
でもやっぱり「歩道橋の上でリンダリンダ歌いながら飛びはねる女の子」にはオーケンと一歳違いの80年代者にとってはグッとくるものがあります。
そして最終章。何もいうまい。じじいばばあはみな泣け。
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