巨大な太陽の周りを輪が取り囲んでいる。
その輪は回転しており、内側の面は遠心力で 1G に保たれている。
そして、その内側表面には生物が住んでいる…リング・ワールド。
明らかな人造物。誰が、何のために作ったのか? という命題が全体を貫いているが、実はそれ以外にも細かいSFの道具が散りばめられていて、それら全体が他作品の追従を許さない、圧倒的な独特の世界を作り上げている。
ちなみに、続巻、続々巻を読むと、この世界の成り立ちをSF的に説明するための細かい計算などがファンクラブによってなされ、さらに精緻な世界が出来上がっていることがわかる。
ちょっとハード目ではあるが、「ハードSF」として身構えなくてはいけないほどハードでもない(というか、そういう細かい所は目を瞑ってしまっても十二分に楽しめる)。厚みもちょっとあるが…そちらは「楽しさがたくさん」と思って欲しい。
お勧め!