このアルバムは即興演奏そして無調、他のアルバムにない緊張感が味わえる超傑作だとぼくは思っている。YESの全アルバムを俯瞰的に楽しむようになってからはその気持がますます強くなっている。このアルバムはメンバー全員の演奏能力がMAXに達した作品だとも感じる。特にスティーヴ・ハウのギターは過去のどのアルバムよりもハードで素晴らしい。また、このアルバムがYESの『大作主義』の最後の作品となり、以後のアルバムはある意味このアルバムを否定することによってスタートしているとも感じられる。セールス的には全英4位・全米5位を獲得していて、決して悪くない。ただ、『大作主義』の拡大については自身で疑問を感じていたのは、この後次のアルバム『Going For The One』まで3年のスパンがあったことでも分かる。