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リリイ・シュシュのすべて 通常版 [DVD]
 
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リリイ・シュシュのすべて 通常版 [DVD]

市原隼人, 忍成修吾, 岩井俊二 DVD
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登録情報

  • 出演: 市原隼人, 忍成修吾, 伊藤歩, 岩井 俊二, 大沢たかお
  • 監督: 岩井俊二
  • 形式: Color, Dolby
  • 言語 日本語
  • リージョンコード: リージョン2 (このDVDは、他の国では再生できない可能性があります。詳細についてはこちらをご覧ください DVDの仕様。)
  • 画面サイズ: 1.85:1
  • ディスク枚数: 1
  • 販売元: ビクターエンタテインメント
  • DVD発売日: 2002/06/28
  • 時間: 146 分
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (110件のカスタマーレビュー)
  • ASIN: B000066FWV
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: DVD - 8,479位 (DVDのベストセラーを見る)
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商品の説明

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ある地方都市、中学2年生の雄一(市原隼人)は、かつての親友だった星野(忍成修吾)やその仲間たちからイジメを受けるようになる。そんな彼の唯一の救いはカリスマ的女性シンガー、リリイ・シュシュの歌だけであり、そのファンサイトを運営する彼は、いつしかネット上でひとりの人物と心を通わしていくが…。
岩井俊二監督が、インターネットのインタラクティヴ・ノベルとしてスタートさせた企画を発展させて成立させた異色の青春映画。美しい田園風景の中、イジメや援助交際などなど現代の少年少女たちにまつわるさまざまなダークな問題を、これまでにないほど身近なものとして織り込みつつ、彼らのリアルな心の声を繊細に描き上げていく。そして、それでも「どんな子どもでも、光る時間を過ごすのだ」といった岩井監督のメッセージが痛切に伝わり、胸をしめつける必見の秀作である。(的田也寸志)

内容(「キネマ旬報社」データベースより)

岩井俊二原作のインターネット小説の映画化。中学生になった雄一は優等生の修介と仲良くなり、夏休みに2人で西表島へ旅行に出掛けた。そこで修介は2度危険な目に遭い、さらに知り合ったバックパッカーの死を目の当たりにしてしまい…。

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96 人中、83人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 やるせない傑作, 2008/1/6
レビュー対象商品: リリイ・シュシュのすべて 通常版 [DVD] (DVD)
はじめに、非常に好き嫌いの分かれる映画であることを断っておく。
まず、映画は娯楽であると考える人には、楽しむのが難しい作品である。
かといって、ドキュメンタリー作品では決して無い。
リアリティを期待して鑑賞すると、裏切られることになるだろう。
むしろ、現実を下敷きにしたファンタジー映画と捉えるくらいが丁度良いのかもしれない。

ただ、残るのである。
強烈な何かが、良い意味でも、悪い意味でも、残るのだ。
このもやもやした後味を、単なる嫌悪感や共感で片づけず、その正体を考え込んでしまったら、
この作品はその人にとって、忘れられない作品になるだろう。

この作品の見所は2つある。
一つは、青春映画として優れている点だ。
思春期の描写を得意とする岩井俊二は、本作でも遺憾なく、その才能を発揮している。
学校の持つ、あの独特の閉塞感や、幼さと背伸びのギャップの間で揺れ動く思春期の心理描写は、見事に岩井節炸裂といった所である。
出演者のぎこちない演技も、却って中学生の人間関係のぎこちなさがダイレクトに伝わってきて、むしろ良い。
物語の前半は、淡々と進行し、中だるみを感じる点もあるように思える。
しかし、目を逸らすことの出来ない後半の怒号の展開は、一見の価値ありだろう。
思春期の暗い側面を見事に描いた傑作である。

もう一つの見所は、現代カルチャーの無力さを真摯に描いた点である。
作中のカリスマ歌手は、結局、作中の現実の救いにはなれなかった。
そして同様に、この映画も結局、現実の救いにはなれないのだ。
この作品のあちらこちらに、こういったメタ構造を備えたパーツが散りばめられている。
撮影者の存在をあえて強調したカメラワークやライティング、少年達が傾倒する歌手、リリイ・シュシュの薄っぺらさ。
「リリイ・シュシュのすべて」というタイトルが示すとおり、リリイ・シュシュはただの人で、エーテルも存在しない。
この映画は現代カルチャーの空虚さを見事に浮き彫りにしている。
そして、この映画自体が空虚な現代カルチャーの一部であるということに自覚的だ。
そこには、岩井俊二の作り手としての苦悩と自嘲が感じ取れる。
生きてゆくこと、物を生み出すことの根拠が次々と失われていく現代日本。
その一面を、作り手として実直に描いたことが、この映画が単なる社会問題を描くにとどまらなかった理由であろう。
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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 空っぽで観ないと重く辛い, 2011/4/14
レビュー対象商品: リリイ・シュシュのすべて 通常版 [DVD] (DVD)
映像、音楽に関してはさすが岩井俊二。期待通りだった。
タイピングの演出も個人的には好き。

でも、内容を汲み取ろうと思えば思うほど重くて辛くて苦しい。
とてつもない嫌悪感が襲う。

心を空っぽにして雰囲気と音を感じるくらいでなきゃ私にはとても耐えられませんでした。

エーテルは本当は何処にもなくて、でも、誰しもが抱える様々な感情を癒したり満たしたりする"何か"がエーテルなのだろう。
そしてきっとエーテルの形は人それぞれなんだろう。

この映画をみて、自分の人生でたった一度だけ『お前等みんな死んじまえよ。』と口にしてしまった最低な記憶を思い出した。

大人になって忘れていたんだけどな…。

好き嫌いが別れる映画だと思う。ただ、記憶に残る映画でもある。
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21 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 大人がだけが見るべきである本当の18禁映画。, 2009/9/30
レビュー対象商品: リリイ・シュシュのすべて 通常版 [DVD] (DVD)
きっと思春期は満足しないから思春期なんでしょう。
みんな何かに依存しながらみんな自分を愛したくて愛せなくて見失うような時期。

それが凄く懐かしく感じれる、そして同時に嫌に感じる
教室の埃の臭いみたいな映画。

歳をとる事につれてみんな音楽やネット(物語には関係ないけど漫画とか映画とか本も)のような誰かが発信した作り物では
人生を変えられないし真の痛みが癒えるわけではない事に気付いていく。

みんなそれに気付くまで自分の好きな作品や作り手を宗教のように崇める。

自分の傷を癒そうと試みて問題を解決するのは自分自身だと気付いたら思春期は終わるのかもしれませんね。

私はこの映画は思春期の人が見てはいけないと思います。
上記の事に気付かないままこの作品を見てしまうと、きっと辛いしきっと間違った解釈をして思春期が長引くと思います。

そういう意味で本当の18禁映画だと思います。

思春期があったな、でも今はあの頃悩んで学んだおかげでそれなりに幸せかな、ぐらいに思えている人におすすめします。

自分の思春期をより一層愛せるようになるかもしれません。
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