「エスコート」シリーズ6作目にして最終作品。毎回の異なる設定に楽しみつつこの作家の方のすごさを感じます。
今回は真城絡みでエスコートに入社した元SPの由惟と良太郎の物語。
親友である二人はエスコートでもチームを組んで任務を遂行しています。そのふたりが任務中の事件で由惟が車椅子の必要な身体となってしまいます。それも良太郎をかばったがゆえに・・・
その後表面上は以前と変わりない親友同士、でもお互いに抱える想いがすれ違っているというか、同じはずなのに何かが阻んでるって感じです。
実際、けがをした側とかばわれた側とではそれぞれの思いは複雑で微妙になってしまいますよね。
思いがけない事件によってサプライズな事実が発覚し、それが良いほうに作用して・・・という展開でホッとするわけなのですが、二人の微妙な心情がうまく表されていて一喜一憂しつつ読みました。
1作目「エスコート」の志岐とユカリの登場もあります。もちろん、榎本もそして律もちらっと登場してます。
とはいえ、最終話といった感じはなく、これでおしまいかと思うと寂しい気がします。