A5判ハードカバー、4色+2色+1色、総ページ数416というずっしり重たい本に仕上がっています。
まさしく好事家のための一冊。
リボンの騎士<少女クラブ版>は手塚作品の中でも珍しいカラーで連載され続けた作品。(別冊付録は1色)
当然カラーでの単行本化は一度もありません。
連載が始まった当初はA5版サイズ、後半は雑誌がサイズ変更を行ったためB5版へと大きくなります。
(今回の復刻版はA5サイズなので後半は縮小掲載されています。)
しかも間には別冊付録の変形版が入りチャンプル状態。
さて今回の復刻ですが、チャンプル状態で一冊の本にまとまっているので煩雑な印象を受けますがそんな事は些細なこと。
一頁ごとに4色2色1色と変わる回もあって見苦しい感じがあり、体裁はあまりよくないような感じありますが些細なことです。
何より版型の整わない作品を一冊にまとめるという困難な復刻に素直に感謝です。
生きてるうちに読めて良かった〜。
これだけ力を入れて描いていた作品を単行本化の際は書き直したりしちゃうわけですから、手塚先生の執着のなさが伺えますね。
言うまでもなく、今までは雑誌掲載時の読者しか経験できていなかったわけですから贅沢な復刻版です。
値段相応の価値がありました。