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リドカイン★ドロップ〜少女主義的水彩画集II (TH ART Series)
 
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リドカイン★ドロップ〜少女主義的水彩画集II (TH ART Series) [単行本]

たま
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 2,940 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

”甘美な、麻酔。” ――ちょっぴり危険な、少女たちのユートピア ===== ”それは、甘い誘惑。 だけど、危険な導き…。” 「under the Rose」に続く 《少女主義的水彩画集》 待望の第2弾。 キュートだけどちょっぴり残酷、 かわいいけど、少し毒もまぶされた不思議な世界。 いちだんと濃密になった、 「たま」ならでは ビタースイートな少女たちの国へようこそ! 書下ろし絵物語「巻き毛のセシリ」も収録!!

内容(「BOOK」データベースより)

キュートだけどちょっぴり残酷、かわいいけど少し毒もまぶされた不思議な世界。いちだんと濃密になった、たまならではビタースイートな少女たちの国へようこそ!書下ろし絵物語「巻き毛のセシリ」も収録。

登録情報

  • 単行本: 64ページ
  • 出版社: 書苑新社 (2010/12/10)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 488375121X
  • ISBN-13: 978-4883751211
  • 発売日: 2010/12/10
  • 商品パッケージの寸法: 21.4 x 15.4 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 495,197位 (本のベストセラーを見る)
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5つ星のうち 5.0 重厚化する“たまの世界” 2012/12/15
形式:単行本|Amazon.co.jpで購入済み
たま3冊目となる、2010年12月発行のこの画集を、ひと通り見た後、「食べ物」と「薬」の絵が目立つと思った。
題名を見ると、「リドカイン(局所麻酔剤)★ドロップ」だった。

題材も絵も、これまでの画集よりも大胆さを増し、“たまワールド全開”といった印象だ。
はちみつを舐める少女の脳は、蜂の巣になっており、スイーツをほおばる少女は、どこまでが頭なのか皿なのか分からない。
アイスクリームのように溶けて無くなりそうな少女や、頭を開くと薬箱になっている少女もいる。
また、本の帯も含めて、“ピンク”系の色が目立つのが、この画集の一つの特徴だ。

題材としては、3人以上の少女たちの、複雑な“群像”表現が新しい。
別に意図はないのかもしれないが、登場人物間の意味ありげな物語性を感じさせる作品もあって、見ていて飽きない。

絵としては、これまでよりも、画面一杯に濃密に描き込むスタイルに、シフトしつつあると思う。
はっきりした輪郭によって、大小さまざまな色要素にブロック分割され、水彩画なのに重厚感さえ感じさせる。
残念なのは、せっかくこれだけ緻密に描いているのに、本のサイズが「A5判」で小さいことだ。
ただ、表紙の「リドカインドロップ」は、ちょっと描き込みすぎな気がする。
一方、屋上テラスの少女の絵「Let there be light」は、シンプルだが素晴らしく、爽やかな風が画集全体に吹き抜けるようだ。
 
 
32〜33ページには、この画集としては異様な絵が、2枚並べて掲載されている。
赤い血が怖い絵「culminate」と、カミソリで口を切り裂く「Traumatic event」。
(「culminate」は2006年の絵だが、発表を控えていたのか?)
たまの絵としては珍しく、“即物的なグロテスク”を感じる作品たちだ。

画集の最後の1/3には、短いオリジナル絵本「巻き毛のセシリ」がある。
小鳥と暮らす、かわいい少女が登場する、ちょっとせつない話。
周囲の自然と、少女の心が、透明な絵の具によって溶け合う、独特な世界はとても素晴らしい。

収録数は、2008〜2010年の絵が25点あまり、絵本が20ページで、その他、エピローグなどに小さな絵がある。
たまの豪華な“進化”が見られた、お菓子箱のような画集だと思う。
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