本書の購入を検討されているのは全て医療関係者だと思われますが,「体が冷えると風邪をひく」とあなたは信じますか?
メルクマニュアルいわく,そんなもんは迷信/戯言で,寒冷刺激と感冒の関係にはどんな研究でも有意な関連性は見出されなかった.
さて,本書の主張です.
動脈血ガス分析上,pO2は「多いほどいい」のか?
熱が出たら,下げなきゃいけないのか?
栄養は,多いほどいいのか? できるだけ早く中心静脈栄養でも経鼻胃管でも,基礎代謝量を賄う経管栄養を投与しなきゃいけないのか?
気胸のドレーンは,吸引しなきゃいけないのか?
従来の医療で根拠無く信じられてきたことに片っ端から疑問をつきつける.ICUに限らず一般病棟のNsでさえ,本書を一読しておくべきとも思います.
「体が冷えると風邪をひく」と固く信じている向きには,本書は合いません.てか国家から免許を受けて医療関係者として禄を食むことには向きません.
それ以外の方は最新の書「
内科ポケットレファランス」も合わせてどうぞ.