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40 人中、36人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
心から愛しくなる映画,
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レビュー対象商品: リトル・ミス・サンシャイン [DVD] (DVD)
最近のアメリカ映画は続編やリメイク、金ばかりかけた空虚な大作ばかりで、観てもすぐに内容が頭から消えてしまう作品ばかりだなあと思うことが多かったのですが、この映画を観て、アメリカの映画製作に携わる人々の裾野の広さ、才能の豊かさを改めて感じました。典型的な「負け組」一家が、娘をチャイルド・ミスコンに出場させるためオンボロ・バスでカリフォルニアへ向かうという一種のロード・ムービーなのですが、当初救いようのない状況にあった家族が、トラブル続きの旅の中で何か絆のようなものを取り戻していく過程が素晴らしい脚本と演出で描かれます。一貫して今のアメリカ(のみならず、日本にもあてはまる)の価値観に対する強烈な問題提起がなされているという硬派な映画でもありますが、ちっとも堅苦しさは無く、鑑賞後はサイコーの気分にさせてくれます。クライマックスのミスコンシーンでは、私も大笑いしながら涙がぼろぼろ出てくるという希有な体験をしました。 映画好きの人なら、必ずやこの作品を愛おしく思うでしょう。限定的な公開だったので未見の方も多いと思いますが、沢山の方に出逢っていただきたい一本です。
37 人中、33人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
愛すべき負け犬一家,
By ryo (神奈川県横浜市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: リトル・ミス・サンシャイン [DVD] (DVD)
映画の冒頭、主人公となる一家の惨状が描かれ、非常に居心地の悪い思いをします。爺さんは老人ホームを追い出されたヘロイン中毒者、息子はあたる見込みの無い自己啓発本の発売を目論む隠れダメ人間、その嫁はヘビースモーカー、息子は一言も口をきかない変人。さらに嫁の兄(ゲイ)は恋人を取られた上、仕事も失った自殺未遂者。もう家族は崩壊間際という感じです。 本作は、そんな負け犬家族が、一番年下の娘の美少女コンテスト参加の為に、一家でぼろいワゴンに乗り、コンテスト開催地を目指す道中を描いたロードムービーです。 低予算の映画でありながら、芸達者な俳優陣がそろったことと、優秀な脚本と演出により、負け犬一家の各個人の性格の掘り下げが非常に深いところまで行われており、最初にあれだけ居心地が悪かった家族を、いつの間にか好きになってしまいます。 本作は、ブラックユーモアにあふれたコメディなのですが、一番の見所は、美少女コンテストのダンスシーンです。娘のダンスシーンはおじいさんからある演出が施されており、そのあまりのすばらしさに、泣きながら笑うという、あまり出来ない経験をしました。 年に何本も出ない素晴らしい傑作だと思いますので、是非観てみて下さい。
27 人中、22人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
個性的な出演者によって名作に化けた,
By Omegaman (東京都世田谷区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: リトル・ミス・サンシャイン [DVD] (DVD)
娘のミスコン出場のため、めちゃくちゃでどこか心に負い目のある家族らが黄色いワゴンに乗って、決勝会場を目指すというロードムービー。サンダンスなど多くの国際映画祭で高い評価を受けた。ダコタ・ファニングの再来(ちょっとキャラが違う、、)とも言われるアビゲイル・ブレスリンのおしゃまな演技を、ドラッグ中毒で放送禁止系の用語を連発する祖父や、40歳の童貞男で評価を得たスティーヴ・カレルらが脇で支え、生き生きとした作品になった。砂漠とワゴンの乾いた黄色っぽい色調、個性的なキャラの描き分け、笑いあり涙ありの展開と、シンプルで低予算ながら、見所満載でうまくまとめている。笑いどころよりも、少しほろっとさせる場面の方が心に残るのも好印象。 台詞(特に祖父の)に、細かなアメリカの文化や風俗ネタがちりばめられているので、本作が米国で高評価だったのは、そういう細部のメッセージも踏まえたものと言えそう。そのへんの文化的ギャップで、日本人には少しわかりにくい点があるようにも思えるので、過度に期待し過ぎないで見た方が後味はいいはず。オチというか、クライマックスも評価が割れているようだし、人によって好みが分かれそう。それでもなお個人的には大好きな映画です。
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