ミドル・ワールド編には、ナムタカという怖そうな外観の鳥人賢者が出てきますが、
彼の言葉には非常に重みがあります。用いる英語もそうですが、声質、話す内容…
彼が果たしている役割も非常に大きいと思います。
また、エリート渡り鳥集団の一員であったルビーが、華麗に飛びたいけれども、飛べない鳥・ペンギンであるムゥーに
"It's your turn to shine!"と声をかけて励ます場面は、私がこのシリーズで最も感動したシーンのひとつでもあります。
確かに、誰にでも輝ける場面はある筈です。
ただ、全般的に能力が高くて、特にこの点が優れている、という人もいれば、
他の事はぱっとしないけれども、この一点においては誰にも負けない、というタイプの人もいます。
自分自身を"It's my turn to shine!"と、励ますのもいいと思います。
それから、真の幸福とは、当たり前の暮らし、すぐ身近に、気づかないものの中にある、
大それた望みは持つまいと、単純に思い込んでしまいそうですが、
本当に頑張った人でなければ、その境地に辿り着けないのではないでしょうか。
ナムタカ、ルビー、そしてムゥーも、
精一杯生きてきたのが、よく分かります。それゆえの哀しみもありますが…