チベットのことって、今まで殆ど知らなかった。
人々の顔が似ているよな〜
そういえば、今、中国なんだよな〜
北京オリンピックの時、「FREE TIBET」っていうデモがあったな〜
そのくらいの知識。
それでもいいって、
この写真集を見て思った。
そして、
もっと色々知りたいって思った。
この写真集は、チベットからインドやネパールに亡命してきた難民たちが、
肩を寄せ合いながら暮らしているコミュニティ、
いわば「リトルチベット」が舞台。
そこで生活している人々の息遣いや、街の匂いがしてくるようだ。
そしてなにより、子どもたちの表情が良い。
一度も祖国チベットを見たことの無い子どもたち。
写真にうつる澄んだ瞳を見ると、
なぜか泣けてくる。
その涙は、悲しい…かわいそう…というより、
ある種の感動の涙なのだ。
「この子どもたちの将来は、きっと…」
そのための支援や活動は、なかなか私は出来ないが、
「知ること」から始めようって思ったのだ。
今の、「チベット」を知るひとつのキッカケになる本だと思う。
それにしても作者の写真、非常に陰影が素晴らしい。