R.I.Punk, Joe
あんたは、矛盾の塊だ。
でも、矛盾を抱えているのは、それは世間の大方の奴等と一緒だ。世間の奴等と違って、あんたはそれを誤魔化さなかった。誤魔化す方法を知らなかったのかもしれない。でも、だから愛されたんだよ、きっと。
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やっと読み終わった660ページ。
本の帯に「ジョー・ストラマー」全闘争史。
ジョーの友達だった著者が描きたかったのは、多分、クラッシュ以降のジョーみたいだ。ジョー自身は「荒野の時代」と呼んでいたらしい。8年間走り続けた後、亡きクラッシュを背負った14年間。世界と自己の黄昏に長い影を落とす14年。これがジョーにとっての「闘争」だった気がする。自己との闘争。
自分が人に与えてきたものが自分に返ってくる。支えられながら、ぼろぼろになりつつ、自分に勝利するジョー。
が、メスカレロス名義で最後のアルバムStreetcoreを残してジョーは旅立つ。悔しい。Streetcoreは俺の好きなアルバム。だが、次のアルバムが出てたら、さらにもっと良いものだったんじゃないかと思えてくる。この本を読む限りにおいては。
そして、ジョーは、天国に旅立っても、いまだジョーらしい。最後の散骨の時の話。まちがいなくジョーの悪戯だ。間違いない。保証する。