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リッスン <ジャズとロックと青春の日々 > (講談社文庫)
 
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リッスン <ジャズとロックと青春の日々 > (講談社文庫) [文庫]

中山 康樹
5つ星のうち 2.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容説明

音楽のためなら僕はどんなに非情にもなれたビートルズからマイルスまで。「感動」なんて生易しい言葉では言い表せない圧倒的な感情。家族や友人、ミュージシャンとの交流を瑞々しく描く「青春と音楽」の頃

内容(「BOOK」データベースより)

自分の血液がビートルズのすべての音と混ざり合うのを感じた瞬間。すべてを変えた夏の『ペット・サウンズ』。深夜、ヘッドフォンの中を駆け巡ったマイルス。高校受験、音楽専門誌への就職―転機にはいつも一枚のレコードとかけがえのない友人がいた。大阪、東京、ニューヨークではじける自伝グラフィティ。

登録情報

  • 文庫: 432ページ
  • 出版社: 講談社 (2007/3/15)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 406275679X
  • ISBN-13: 978-4062756792
  • 発売日: 2007/3/15
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 2.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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11 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 柴風
形式:文庫
どうしてこういう編集になってしまったのか?
98/99年にかけて、径書房から「スイングジャーナル青春録」の[大阪編][東京編]として、二冊に分けて刊行されたものを文庫化したものだが、エピソードが半分以上削られたり、短縮されていたりする。
これでは、二枚組LPを、どうせ売れないからって、何曲かをcutして1枚のCDで再発したようなもの。まったくもって失礼な話ではないか。
著者の前書き/後書きもないし、他人の解説も無い。誰が何の目的で圧縮したのか、わからずじまいだ。もしかしたら筆が走り過ぎ、ちょっとやばめの表現でもあったのかと、ざっと読み比べてみたが、私には判りません。
そもそも、原著の最大の魅力は、広瀬正の「エロス」にも通じる、マニアックなディテールへのこだわり、それも同時代の何とも言えないぬくもりを残したままの、その記述の視点なのである。
とくにスイングジャーナルに入社する以前、十代から二十代初めにかけての、さまざま雑多な思い出。
John McLaughlinの名前の読み方はどうだとか、ウエザーリポートは5人編成なのに、ファーストアルバムではもう一人パーカッションが聞こえるとか、はたまた、ヘッドホンのコードが1.5メートルしか無くて、動き回っているうちにアンプから抜けてしまい、大音響が響き渡ったとか...八十年代前半までのjazz/rock青少年が多かれ少なかれ経験してきたことを、青春の甘酸っぱさ、ほろ苦さで語ってくれる。女性とのロマンスはほとんどないが、恋愛だけが青春の熱き思い出になるとは限らない。まさに、「音楽が総てだった」そんな青春もあったんだよと、似たような元jazz/rock青少年の音楽好き中年(私のような)が思わず熱くなってしまう...そんなところが、原書のツボだった筈だ。
それがブンコになって、確かに剪定され、軽快に読みやすくはなった。しかし、これは違うだろう。中山康樹が伝えたかったことが、ぼろぼろと握った指の間からこぼれていくようだ。
いますぐ版を改めて、原著通りにノーカットで再文庫化を! と言いたいところだが、もう原著を求めてしまったので、それはまたそれで、損をしたような感じで困りますナ...
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7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
 本書は著者のいつもの音楽評論書ではなく、青春回顧録である。いつもの辛口な音楽評とは全く違い、ノスタルジックに(時には自虐的に)音楽への入り口からスゥィングジャーナルを退社するまでを綴っている。マイルス、小川隆夫氏、行方均氏他、ジャズ関連の者との交友やエピソードも面白く読める。

 また、著者の音楽(ジャズ、ロック)に対する深い愛情、情熱(「ワン・ナイトウィズ・ブルーノート」でホテルのロビーにアルフレッド・ライオンが登場する章、晩年のジャコの様子を綴った章で伝わってくる。私はそれぞれ「違った意味」で泣けてきた。)を知るにつれ、自分の人生にはこれほどの情熱を傾けるものがなかったのかと考えると悲しくもなった。(が、今後の生き方を考えるいい機会になったと思う。)

 本書を中山ファン、音楽ファン以外の人に特に推薦したい(ジャズ、ロックファンの方が面白く読めるのは間違いないが・・・)と思う。
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