フィル・マンザネラと801プロジェクト名義の1977年の作品です。実質的にはマンザネラのソロ・アルバムになると思います。名作「ダイアモンド・ヘッド」に続く、これまた名盤のソロ2作目です。どこかカラっとした大自然的な「ダイアモンド・ヘッド」にくらべて、本作品は重厚でスタイリッシュな都会的イメージです。今回も全ての曲が名曲、名演奏の素晴らしい出来です。
ラストの「Postcard Love」「That Falling Feeling」の2曲は感動すら覚える超名曲です。マンザネラは職人的なギタープレイヤーとして捉えられる事が多いのですが、この2曲で、そのメロデイーメイカーとしての素晴らしさを確認できます。
名曲「Diamondo Head」の流れをくむ「Island」、次回作の「K-SCOPE」の作風に繋がるポップな「Flight19」、テープ逆回転がキワモノになっていない「?Que?」、とにかくかっこいいインストゥルメンタル「Initial Speed」、重厚でオシャレな「Law and Order」、そしてこの作品を象徴するのが「Listen Now」「City of Light」の2曲で、超スタイリィッシュな名演奏です。
イーノ、ビル・マコーミック、メル・コリンズ、ゴドレー&クリーム、エディ・ジョブソン、そしてマンザネラがアルバムをプロデュースした関係でSPLIT ENZのティム・フィン、エディ・レイナーがこの作品からマンザネラファミリーに加わりました。
とにかくセンスのいい作品です。