チック・コリアとRFTの第1作。ECMからのリリースにも何の違和感もなかった。今回のクレジットを改めて読んで、1972年2月の録音。エンジニアはトニー・メイ。ひょっとすると「フライングダッチマン」からリリースされたかも知れない。
表題曲のフローラ・プリムのボイスが新鮮。未だに光を失っていないような気がします。何よりも、ジョー・ファレルのソプラノサックスによる“ラ・フィエスタ”は、シドニー・ベッシュの“小さな花”。ジョン・コルトレーンの“マイ・フェイバリット・シングス”に次ぐヒット曲。勿論彼のフルートはジャズフルートの伝統的な奏法と必要以上に装飾音を乱用しないところに聞き所があるように思います。
さて,主役のチック・コリアはマイルス・デイビスのグループに参加したことは、よく知られているけれど,スタン・ゲッツのヴァーブ盤“アフター・ザ・レイン」に参加し,コリアのオリジナルを含むレコーディングも度々しています。
1971年録音のCTI盤,ジョー・ファレルの“アウト・バック”の中で,コリアのソロに“何処かで聞いたフレーズ”本盤に生きていルように思います。
スタン・クラークは現在でも上原ひろみと組んで“変に老成しないプレイ”を聞かせている。アイアートはドラムセットに座って,“ラ・フィエスタ”で「スウィング」しています。
70年代ジャズの名盤。