さかもと麻乃先生による、正統派女子校ものが無事(!?)単行本化されました〜。
とある名門女子校の中庭にある不思議な花園、「リスガーデン」。
そこに咲く花たちのお世話をするのは、「リスランタンプティフルール」と呼ばれる、特別に選ばれた生徒たち。
入学早々リスランタンに選ばれてしまった都野ナンナは、なぜ自分が選ばれたのか戸惑いながらも、桐宮先輩を始めとするリスランタンの先輩達に励まされ、少しでも「リスランタン」にふさわしくなれるように努力しようとしますが...
まず、さかもと先生の描く女の子たちが、みんな柔らかそう(!)で可愛いですね。
そして、ナンナと桐宮先輩(二人が初めて出会った時のエピソードが書き下ろされています)など様々な女の子同士の関係が、彼女たちを見守るようなリスガーデンの不思議さと絡めて、しっとりと描かれています。
もちろん、女の子同士の関係といってもいいものばかりではなく、嫉妬や羨望、あるいは不安や焦燥などの負の面もあることを、きちんと描いているのは素晴らしいと思います。
ただ、掲載されていたコミックエール休刊のあおりで、ラストが唐突な感じになってしまったのは、非常に残念ですね。
もっとナンナと桐宮先輩の関係の深まりやリスガーデンの不思議などをじっくりと読んでみたかった、というのが正直なところです。
さかもと先生には、これからも素晴らしい百合漫画を描いていただきたいと思います。