今までアラウ版しか聴いていなかったので、今回横山さんの演奏を聞いてみて、
まず思ったのはその技術の高さです。
そしてまるでガラス細工のような繊細で、でもキレのある音色は情熱に溢れていて
若々しい才能を感じました。
特に「鬼火」はすごい!とにかく早くて、序盤からこんなテンポで最後まで
大丈夫なのだろうか、とハラハラしてしまうほどでしたがまさに神速。
すさまじい集中力に脱帽です。
ですが個人的には高音部の音色がちょっと煩く思えてしまいました。
ガラスで切り裂くようなキレのある音色が時折耳にぐさりとつきささる感じで…。
しかし中音部は非常に素敵な音だと思います。
低音の響きがあまり深くなく感じたのはピアノによるものもあるかもしれませんが……。
4番、5番は文句なしに素晴らしかったと思います。