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リストラに乾杯!
 
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リストラに乾杯! [単行本]

汐見 薫
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,890 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

日本を代表するメガバンク・丸の内フェニックス銀行のエリート、、森山二郎(51)はある日突然、名古屋支店長の横島から系列子会社への転出を命ぜられる。29年間、業績アップのために休むことなく走り続けた日々のあまりにも呆気ない終焉だった。「なぜ自分なのか?」この試練と黒い謎に立ち向かう森山を描く、経済ミステリーの傑作!

内容(「BOOK」データベースより)

人生暗転の瞬間は5分だった!51歳・銀行マン、転職の軌跡。銀行業務の内幕とバラバラ崩れゆく家族関係をリンクさせ、経済小説と家庭小説の両面を堪能させてくれる。強権発動の元上司に宣戦布告する仇討ちの展開も興味満点。大手銀行をリストラされた主人公の苦悩を通して、働くことの意味を問う。

登録情報

  • 単行本: 369ページ
  • 出版社: 廣済堂出版 (2010/10/21)
  • ISBN-10: 4331059499
  • ISBN-13: 978-4331059494
  • 発売日: 2010/10/21
  • 商品の寸法: 19.2 x 13.4 x 3.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 270,372位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
リストラとは和製英語ですがネガティブな響きです。本書の表紙は、やけに明るく一種まぶしさがあります。メガバンク勤務の主人公森山二郎さんはある日リストラの憂き目に遭います。ナポレオンの言葉「荘厳さからこっけいさまではわずか一歩だ」を地で行くような凋落ぶり。取引先に転出するも現実を受け止められず、家庭も崩壊寸前。本書のこの辺りの書きぶりは迫真そのもので思わずわが身に当てはめてしまいます。森山さん、気を取り直して資格試験に挑戦するも名門大学卒のプライドが邪魔するのかどこかで試験をなめており失敗。この後、とんでもない事件が起き、七転び八起きの日々。詳しくは本書をお読みあれ!心の平安を得て、ハッピーエンドなのが救いです。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
「皆さんの心の中にあるのはただひとつ。今回は自分でなくて良かった、ということではありませんか」(85頁)

銀行マンとして第一線で活躍していた森山は、ある日突然リストラを言い渡される。
妻の不満は日々鬱積。アルバイトの青年には小馬鹿にされ、資格試験にも失敗する、八方ふさがりの毎日。
そんな中、検事から不穏な電話がかかってきて―。

解っていても拘ってしまう感情には、誰しも覚えがあるだろう。
タイトルの『リストラに乾杯!』は逆説であり、森山は何度も、過去の肩書から解き放たれなくては、と思っている。
「丸銀を辞めさせられて二年半がたつが、森山はまだその現実を受容できないでいた」(206頁)
葛藤から抜け出せない二年半は、あっという間でもあり、長く苦しいものでもある。

働くとは何か? ままならぬ現実を前に、どう対処すればよいのか?

あとがきがしびれる。
経済ミステリというと、人間より事件を描くものと思われがちだが、作者は訴えたいテーマに沿って、登場人物を丁寧に作り上げていっている。

働いている人に特にお薦めする。
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主人公は自称エリートで東都大学(多分、東大)経済学部を
現役合格し、卒業後、丸の内銀行に入行し二十九年間、銀行
に尽くしてきた人物。
仕事もよくできるし、リストラされる筈がないのにある日、
上司に嵌められ突然、関連会社に出向する羽目に。そこから
人生が狂い始めた。

出向先でも上手く行かず、最後まで丸銀のプライドを棄て
きれない主人公が資格(社労士)を目指すことになる。だが、
大学入試や就職と違って資格も簡単には取れない。
亀戸の社労士事務所にお世話になりながら、銀行時代は経験
しなかったような1万五千円の集金で苦労することになる。

結局、学歴や会社のブランド、地位などにしがみ付き、いつ
までもこだわっていたら第二の人生は始まらない。それが
遅ればせながらわかるようになってくる。
ただ、経験から言うと、試験前2週間の特別休暇はありえ
ないと思います。資格試験はそんなに甘くはありません。
全体的なストーリーや展開は面白く、一気に読めるのですが、
妻の印象が非常に悪かった。
「東都大学で丸銀だったから結婚した」というのは主人公に
対する最大の侮辱だと思いました。いっそのこと離婚してしま
えばいいのにと思いました。
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