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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
リスクと暮らしていくために,
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レビュー対象商品: リスクのモノサシ―安全・安心生活はありうるか (NHKブックス) (単行本)
リスクについてのニュースは日々耳にする。そうしたニュースを聞いて不安になる人も多いだろうが、実はそれは過剰反応だったりもする。 本書は、そうしたリスクとの正しい付き合い方を探る本である。 マスコミの報道姿勢や心理学的な問題は類書でも読める内容だが、「専門家だからこその危険性」といった話や「どうやったら信頼してもらえるか」という議論は非常に興味深かった。 例えば、一見公平そうに見える「専門家同士の両論併記」は、読者からすれば「どっちなんだ」とますます不安になる。 また、専門家は簡単に自説を曲げないというのも、言われてみればその通りだけど、盲点でもあった。 筆者の提案する「モノサシ」はあくまでも暫定的なものだし、わかりやすくするためにいろいろな要素は切り捨てられている。 だからこそ、ハーバード大の10条件(p144〜148)も載っているわけで、だからこのモノサシはあくまでも簡易版とみられるべきであろう。 これの精度を云々言っても仕方ない気がする。 (個人的には、風呂での水死の確率の高さには驚いたが) ただ、本書で一番引きつけられたのは、信頼における主要価値類似性モデルであった。 信頼の回復に何が必要か、どうすれば信頼が得られるか、などのもやもやしたことが、このモデルではきれいに説明されていた。 リスク論の本としてはなかなか興味深いと思った。おススメ
9 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
情報過多の時代にあって必要な「モノサシ」,
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レビュー対象商品: リスクのモノサシ―安全・安心生活はありうるか (NHKブックス) (単行本)
危険だ危険だとわめくとうろたえる。うろたえることがおもしろくて、また危険だ危険だとわめいてしまう。それが、悪意に満ちたものであるならば「オオカミ少年」の寓話になる。今の危険に関する報道やいわゆる「警鐘」は、訴えている本人が真剣なだけに問題は複雑になる。その危険について冷静に話し合ったり合意点を探したり解決策を探ろうとしても、「危険か危険でないか」という言い合いに終わってしまって、悲しくなる。リスクに物差しを当てようとすると、そのことすらリスクを軽んじるかのように見なされてしまう。 リスクに取り組むために必要な、共有する「モノサシ」や「視点」がないことにいらいらしまう。 この本には、リスクのはかり方や、測るときの落とし穴がたくさん示されている。日常的なリスクから、話題になったBSEなどの話題まで、事例はたくさん。 この内容をふまえて、しっかりリスクについて話し合い、そのコントロール法について知恵を出し合う、そんなチームだったらたくさんのことが解決できそうだ。
8 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
わかりやすいはわかりやすいのですが。。。,
キッズレビュー
レビュー対象商品: リスクのモノサシ―安全・安心生活はありうるか (NHKブックス) (単行本)
内容としては、文中および参考文献として挙げられている書籍の焼き直し(ちょこっとだけ違う視点から描いた)、もしくは、それらをもう少し簡単に書いた感じ、という印象を受けました。書いてあること自体がとくに新しかったりオリジナリティにあふれていたりするわけではないので、「一般の人でも読みやすい」ということに対して3つ星をつけました。 リスクのモノサシの考え方もいいとは思いますが、それですべてのリスクが測れるのかは疑問ですし、そういった「わかりやすさ」がもたらす弊害もこわいなという気がします。
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