登録情報
|
|
あなたの意見や感想を教えてください:
|
||||||||||||||||||||||
|
最も参考になったカスタマーレビュー
8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
命がけの愛国心,
By neutral (日本) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: リガの犬たち (創元推理文庫) (文庫)
主人公が偶然かかわるようになった人たちのために、迷い、混乱しながら、深みにはまっていく姿にはハラハラさせられた。特にスウェーデンからラトヴィアへ、海路と陸路を使って潜入するようすがスリリング。また、独立運動家たちの命がけの同士愛、愛国心には、そういったものを身近で見たり、感じたりした経験がないせいか、うらやましさすら感じた。しかし、社会主義国ではこんなにも簡単に反体制派の人びとを殺していたのだろうか? 誇張されているとしても恐ろしい。
4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
ヴァランダー警部、バルト海の対岸ラトヴィアで謀略の渦中に・・・,
By
レビュー対象商品: リガの犬たち (創元推理文庫) (文庫)
ヘニング・マンケルの<ヴァランダー警部>シリーズ第2弾。’03年、「このミステリーがすごい!」海外編第19位にランクインしている。スウェーデン南部の海岸にゴムの救命ボートが流れ着いた。なかには高級なスーツ姿の若者ふたりの射殺体が横たわっていた。やがて死体がラトヴィア人だと分かると、バルト海を挟んだリガの警察から中佐が派遣され、引き取っていったが、帰国直後に中佐は何者かに殺害されてしまう。ラトヴィアからの要請を受けてヴァランダーは現地に赴く。スウェーデンの田舎町イースタとはまるで勝手が違う警察の捜査体制に戸惑うヴァランダーに、謎の地下組織らしいところから接触が図られる。 後半は、中佐の未亡人から懇願され、一度は帰国したヴァランダーが、身分を偽り、ラトヴィアに再び潜入するのだが、彼は自分でも知らない間に、命の危険すら覚える謀略の渦中に身を置くことになるのだった。 本書が発表された’92年は、ラトヴィアが旧ソ連から分離独立した直後であり、いまだソ連に通じる人脈によって掌握されている社会で、地下で密かに、しかし果敢に命がけで自由を求め、独立運動をする人々の姿が生々しく描写されている。そんな人々に頼りとされるヴァランダーの動きは、警察小説を離れて、東西スパイ小説の趣を感じる。 本書は、知られざるラトヴィアの首都リガでのヴァランダーを描くことにより、世界に冠たる福祉国家として名を馳せるスウェーデンといえども、バルト海の対岸の国家とは無縁ではいられない現代の国際情勢を訴えているように思う。
5つ星のうち 4.0
スリリングかつ重厚な作品,
By
レビュー対象商品: リガの犬たち (創元推理文庫) (文庫)
ヴァランダー刑事の登場する第2作。スコーネというスウェーデンの地方に勤務しているのにも関わらず、 今回のヴァランダーは冷戦のスパイさながらの大活躍を見せる。 奇妙な殺人事件をめぐってラトヴィア警察からきた中佐と知り合いになったヴァランダー。 間もなくラトヴィアに赴いた彼は大きな陰謀に巻き込まれ、 ロシアの影響下にあるラトヴィアの悲劇,命がけで体制に 逆らう人びとの苦しみに直面し、現地の女性を恋するまでになる。 ヴァランダーものの熱心な読者には最後の謎ときが少々物足りないかもしれないが、 冷戦に翻弄される小国の苦悩を描き出す作者の筆致は鋭い。 スリリングなだけでなく、世界情勢についての知識も与えてくれる秀作。 いつものことだが、ヴァランダーの何とも人間味たっぷりなところに実に共感を覚える。
あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
|
最近のカスタマーレビュー
5つ星のうち 3.0
中途半端に国際的
スエーデンの警察官小説シリーズの第2作目と思って読んでいたら、途中から、あれよあれよという間に... 続きを読む
投稿日: 2009/9/21 投稿者: Yun
|
|
この商品のクチコミ一覧
クチコミを検索
|
関連するクチコミ一覧
|
|
|
|