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リオ―警視庁強行犯係・樋口顕 (新潮文庫)
 
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リオ―警視庁強行犯係・樋口顕 (新潮文庫) [文庫]

今野 敏
5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (16件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

「彼女が容疑者だとは、思えない」警視庁捜査一課強行犯第三係を率いる樋口警部補は、荻窪で起きた殺人事件を追っていた。デートクラブオーナーが殺害され、現場から逃げ去る美少女が目撃される。第二、第三の殺人が都内で起こり、そこにも彼女の姿が。捜査本部は、少女=リオが犯人であろうという説に傾く。しかし、樋口の刑事の直感は、“否”と告げた。名手が描く本格警察小説。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

今野 敏
1955(昭和30)年北海道生れ。上智大学在学中の’78年に「怪物が街にやってくる」で問題小説新人賞を受賞。レコード会社勤務を経て、執筆に専念する。2006(平成18)年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞を受賞。さまざまなタイプのエンターテインメントを手がけるが、警察小説の書き手としての評価も高い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 436ページ
  • 出版社: 新潮社 (2007/06)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4101321515
  • ISBN-13: 978-4101321516
  • 発売日: 2007/06
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.8 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (16件のカスタマーレビュー)
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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 佐藤さえ トップ500レビュアー
形式:文庫
 警視庁強行犯第三係長 樋口警部補が主人公。
 荻窪署の捜査本部に出張し、殺人事件の重要参考人の女子高生の行方をさがすことになります。
 (私は、いつでも人の反応を気にしすぎるのだ……)
と自嘲しながら慎重に仕事を進める樋口に対して、
警視庁では「間違いのない仕事をする」と高い評価をしています。
 出張のため荻久保署の署員とは初対面となるので、
緊張して捜査の書類になかなか身が入らなかったり、
自分の発言が言外に取られなかったかどうかを気にしたり……。
 仕事をしていくうえで、多くの人が気にかけているそういった心情が
作中に吐露され、筋が展開していくのですが、
その樋口の気遣いは仕事の関係者に良く受け止められて円滑に捜査が進んでいく様子が
小気味良く書かれています。
 「相手に気をつかって顔色をうかがいながら」
という主人公は推理小説にはめづらしいタイプですが、その真面目さや慎重さが事件の解決にそのまま役立っていく様子が面白かったです。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
全共闘世代に対して、そのすぐ下の世代である樋口さんの反発がくどいくらいに
出てくるのが、さらにそのずっと下のバブル世代の自分にはピンと来ませんが、
ただの人情デカでなく、娘と同年代の美人女子高生に魅かれ、とまどうところが
かえって誠実な人柄に思え、好感が持てる主人公です。
1996年出版時には大ブームだったアダルトチルドレン(AC)と共依存(本
書ではこの用語は出てきません)が主要なファクターなのですが、「結局誰にで
も当てはまる」ということが明らかとなった後には、すっかり廃れた概念なの
で、時代を感じます。
それを割り引いても、容疑者とされたリオには”せつなさ”を感じ、樋口さんに
共感出来たような感覚で読了しました。
樋口・氏家の”相棒”感も、ありふれた凸凹コンビじゃなくて、実際ありそう
なリアリティが良かったです。
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
 『隠蔽捜査』などで最近、円熟味を増した作家・今野敏の警察小説。
 誠実なA型タイプの警視庁捜査官・樋口顕の活躍を描いたシリーズの第一作目です。
 登場人物が魅力的で、また警察小説でありながら、ホームドラマ的要素もあり、一級のエンターテイメント小説として大いに楽しめると思います。
 
 本書では、随所に、団塊(全共闘)世代への批判が織り込まれており、それに共感できる人にとっては特におすすめです。
 私自身は、全共闘世代の無責任な考え方に触れること多いので、多いに共感できました。ただ、そうした世代論に興味がない方には、少々くどく感じられるかもしれません。

 本書で描かれる連続殺人事件の被疑者として、リオという少女が登場します。リオは大変な美少女として描かれます。この美少女の描写や彼女に対する主人公・樋口の思い入れが、男性の視点で描かれるので、女性にとっては、すこしリアリティが感じられないかもしれません。
 その点で、本書は、女性でも楽しめると思いますが、若干、男性の読者のほうが楽しめるかなと思います。

 文章はクセがなく、読みやすいです。また文庫本ながら文字が大きい点でも読みやすくていいです。

 

 
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正直に言うと
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投稿日: 14か月前 投稿者: まいこ
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投稿日: 15か月前 投稿者: 中年A
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犯人は?!... 続きを読む
投稿日: 17か月前 投稿者: まっつんサマ
ヒーロータイプではないが……
警視庁強行犯係・樋口顕シリーズの第一弾です。第三弾「ビート」、第二弾「朱夏」、そして本書と逆に読んでしまいました。やはりシリーズものは回を重ねるほどに完成されてい... 続きを読む
投稿日: 2010/5/20 投稿者: ウェルズ
警察小説好きには評価が難しい
2008年の今、警察小説は大流行だ。
今野敏の再評価も、そのことに起因しているのだろう。
でもちょっと待って。... 続きを読む
投稿日: 2008/11/15 投稿者: I'll go to a place in the sun
説明がくどい。だけど、シリーズ化されている作品も読んでみたいと思った。
数多ある警察小説に登場する人物像、例えば、我が道を行く刑事や職人気質の刑事(悪くいえば偏屈)の対極にあるような性格を持つ人物を主人公にとした警察小説。且つ主人公は... 続きを読む
投稿日: 2008/10/12 投稿者: TaroTaro
共感できる主人公
これまで警察ものの小説は、主人公が強く、たくましく、どこか熱い男の場合が多い。
ドラマや映画でも活躍する刑事のほとんどがそうだ。... 続きを読む
投稿日: 2008/7/8 投稿者: カラッと爽快
今までになかった刑事像
展開が面白くどんどん読み進められました。結末はちょっとありがちな感じもしますが、それまでの過程がよかったです。
投稿日: 2008/6/21 投稿者: やすこ
罪深き団塊世代
 人間描写に重きをおくストーリー運びはベテランの職人技ともいえます。
ですので安心して人間を味わいながら話しの流れに身を任すことができます。... 続きを読む
投稿日: 2008/4/1 投稿者: Coffey man
こういう刑事は、いてほしい。
これもまた、
『このミステリーがすごい』の上位だった作家の作品。
ハードボイルドな警察描写が多いなか、... 続きを読む
投稿日: 2008/3/26 投稿者: teeakira
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