いろんなマンガを手に取っては数回読み返して手放してきましたが、
この本は数少ない手元に置いておきたいもののひとつです。
何といっても、様々な現実に打ちのめされ、徐々に克服していく人物の
描写がすばらしいです。一見自分とは関係の無いようなキャラクターにまで
感情移入してしまい、胸が揺さぶられてしまいます。
中でも野宮が現実から逃げようとしているだけだと指摘されて嘆くシーン、
戸川の涙の告白のシーン、高橋が父に思いをぶつけるシーン、
この部分は何度読み返してもジーンときます。
ヤンジャン本誌でもストーリーを追いかけていますが、最近の高橋の姿勢の変化、
そして7巻末で予告された野宮の立ち直り、今後とも目が離せません。
不定期連載+年1巻発行のスローペースではありますが、今後ともずっとストーリーを
追っかけていきたい物語です。
読んだ後、なんだか前向きになれる、ビタミン剤のような物語でもあります。