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障害を直視できない一方で、初めてのリハビリで失神するわが身に愕然とする。人の生き方をA~Eの5段階で考え、脚が不自由になったことで底辺に落ちたと思う。8年ぶりに再会した父親は幼少の頃に思っていたイメージと異なる姿で現れ、これもまた底辺だと考える。見舞いに来た野宮とバスケに対する思いを一瞬一致させるが、すぐに “底辺の奴に同情されたくない”と拒絶する。
バカボンドの登場人物たちが“強くなりたい”という強烈な思いをみなぎらせているに対すると本作の人物たちはまだ自分の生き方を決められないでいる(バカボンドの又八に近い?)。野宮、高橋と前にも進めないもどかしさが痛い。
1年をかけて描かれたストーリーは濃密。高橋の病室を訪れた野宮との会話の描写など、小説でも映像でもなしえなかったものと思う。また今回は夏美、高橋と描かれる機能回復リハビリテーションのシーンが印象的。
1年に1回届けられる至福の作品を堪能して欲しい。
中学の頃からスラムダンクが好きで、バガボンドも普通に読んでいた。
だがこの漫画の2巻が出た頃、病気になり、苦しんで、
そして障害が残った・・・。
そして3巻。すごいリアルだ。みんなが苦しんでいる。
乗り越えようとするもの、まだ挫折するもの、見てみぬふりをするもの
・・・沢山のことがリアルに描かれている。漫画というフィクションだが
ある意味ノンフィクションよりも衝撃的にリアルがここには存在している。
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