ユーロ高、世界各国からの需要増などが重なり高騰を続けるブルゴーニュワイン。特に一部有名銘柄の価格上昇は恐ろしいばかりであり、もはや我々には手の届かない「高級嗜好品」となりつつある。
そこでこの本。まだあまり巷では知られておらず(よって値段も比較的手頃)、畑への仕事に情熱を注ぎ込むブルゴーニュの造り手が紹介されており、高騰を続けるブルゴーニュへのひとつの“解”がある。かくいう私もワインを選ぶ際に、安心感もありいわゆる「ブランド銘柄」を選ぶ傾向にあるが、この本を片手にブルゴーニュの「今」を味わって行きたいと思う。
一部専門用語にやや難解な点はあるものの、著者の造り手&ワインへの愛情と真摯な姿勢が強く感じられる1冊である。