6月に「情熱大陸」で放映された作品なので、ご存知の方も多いでしょう。
当初は被災地の石巻小学校児童に向けた手作り絵本だったのですが、
結果的に、これが大きなプロモーションとなり、出版へ至ったようです。
被災といっても重々しさはなく、終始一貫しているのは明るいトーン。
問題提起や文明批判をするでもなく、寂しさや悲しみの原因にも触れていない。
シンプルに未来をみつめ、しっかり進んでいこうと後押ししてくれる内容です。
その意味で普遍性の高い作品となってますが、なんと言っても印象深いのは
ラーメンちゃんのキャラクターと こどもたちGO(ゴー)というフレーズ。
笑いあり駄洒落あり、ちゃんと長谷川絵本として味わえるところがすごい。
たしかに体の空腹という切実な問題は絵本で満たせません。
でもラーメンちゃんは、明日へ一歩ふみだすエネルギーをくれる。
子供たちという未来へ向けた一杯です。