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ラヴクラフトの世界
 
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ラヴクラフトの世界 [文庫]

スコット・デイヴィッド アニオロフスキ , Scott David Aniolowski , 大瀧 啓裕
5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,260 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

ラヴクラフト・マニアの恋人と共に工事現場の陥没穴に入りこんだダニイが体験した恐怖を描く「闇のプロヴィデンス」。ミスカトニック大学に勤めるスコット・リントン博士が別人のように変わっていく妻の姿に怯える「点を結ぶ」。悪名高い怪事件が今も息づくダニッチを訪れたコーディーリア・ウェイトリイが目撃した惨事を描いた「ダニッチの破滅」など、十五篇を収録。ラヴクラフトが描いた街々を、現代の作家と共に再訪する珠玉の短編集、待望の全訳が登場。

内容(「MARC」データベースより)

ラヴクラフト作品に登場する古きよきニューイングランド一帯の町並みを舞台に、彼の創造した宇宙の様々な古の伝説、不気味な存在、禁断の書物、多彩な住民を配した傑作短編15篇を収録。

登録情報

  • 文庫: 543ページ
  • 出版社: 青心社 (2006/09)
  • ISBN-10: 4878923261
  • ISBN-13: 978-4878923265
  • 発売日: 2006/09
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By cbjim
形式:文庫
 1997年に編纂されたクトゥルー神話系中短編集の邦訳です。

 編纂後、10年を経て邦訳されたという事実が、この書籍の評価レベルが高いものであることを示していると思います。

 非常に内容の濃い、優れた作品が多く収められていますが、個人的にはアーカムの蒐集家、ダニッチの破滅、コロンビア・テラスの恐怖、裏道、あたりが好みでした。ファン・グラーフの絵、も最後の種明かし(?)が中々良く、背景(黄衣の王)を知っている方であれば堪能できるかと思います。

 10年以上前の作品ですが、初訳がほとんどであり、自分同様、クトゥルー神話の新作に飢えている方々にはお勧めです。

 出版社の青心社、翻訳の大瀧啓裕氏には更なる良作品の発掘をお願いしたいです。
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By hikagemono トップ1000レビュアー
形式:文庫
「さまよえる騎士団の伝説」「雪嶺の密使」「太陽神への讃歌」「昇天する箱舟の伝説」「耳鳴山由来」の5編が収録されている。
(ハヤカワ文庫版『昇天する箱舟の伝説』に「耳鳴山由来」が追加された形だ)
作者がSFや冒険小説の翻訳で名高かった人なので、この短編集も日下三蔵の『日本SF全集・総解説』では矢野徹のSF短編の代表作として全篇採り上げられている。
しかし、実際のところ「雪嶺の密使」はチベットを舞台とした幻想味のある冒険譚だし、「さまよえる騎士団の伝説」はSFと言うより伝奇ミステリではあるまいか。
しかも、今日の基準で言えば、そのSFとは言いがたい表題作こそが、出版芸術社刊のアンソロジー『日本SF全集 1 1957〜1971』にも収録されている代表作であり、アトランティスを題材としたSF「太陽神への讃歌」「昇天する箱舟の伝説」や、収録作中、唯一日本が舞台の「耳鳴山由来」の方が、つまらない。
表題作には、同じ題材を日本の劇画家が、別の国に舞台を変えて作品化していると明記されているが、その劇画家とは水木しげるであり、作品とは「アンコールワットの女」(『ゲゲゲの鬼太郎』第2シリーズ第10話「アンコールワットの亡霊」としても有名)のことである。
この一作だけは、今日でも読む価値があると思う。
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形式:文庫
ラヴクラフトの町並みを巧みに使いながら独自の世界観を構築している作品群。

本来の怪奇小説のおもしろさを思い出すのには最適な一冊であるのかもしれない。

怪奇小説はその勢い、余韻がとぎれることがないものにこそ意味がある。その意味ではアンソロジーで気分を変えながらその世界をたっぷりと堪能できるこの本は秀逸である。
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