- 演奏: フランソワ(サンソン), パリ音楽院管弦楽団
- 指揮: クリュイタンス(アンドレ)
- 作曲: ラヴェル
- CD (2004/12/8)
- ディスク枚数: 1
- レーベル: EMIミュージック・ジャパン
- 収録時間: 38 分
- ASIN: B00069BO6O
- おすすめ度: 5つ星のうち 4.1 レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
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登録情報
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第1楽章冒頭からフランソワの悪魔的な速度とリズム感は切れすぎるナイフのように冴え渡る。手に汗握るスリルがたゆむことなく持続する充実した嵐のようなひと時を味わえる。
ラヴェル随一のシンプルな旋律美に彩られた第2楽章も侮れない。単純な和音の刻みの上に牧歌的なメロディが流れる長いソロも、フランソワならではの絶妙な「間」が聞く者を否応無しに痺れさせる。弦の音が柔らかくピアノの上にかぶさる瞬間の美しさも筆舌に尽くし難く、これはクリュイタンス一流の色彩感の成せる業というべきか、正にナイスアシストである。その後ピアノが伴奏に移ってから奏でる流れるようなアルペジオも実に甘美で素敵だ。
そして一気呵成に結末へとなだれ込むサービス精神たっぷりの第3楽章。第1楽章の熱いノリが再現されたような音楽で、ピアノとオケの丁々発止がなんとも言えず楽しい。フランソワの技術とノリは言うまでもないが、パリ管弦楽団の誇る木管パートも至るところでキラリと光るいい音を出している。まさに指揮者・ソリスト・オケの三者が一個の弾丸となって突き進むような快演。余りに異様なその勢いは、クラシックの範疇を超えたエネルギーを感じさせる。
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