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吉田さんの作品は、中学の頃からBANANAFISHにはまったクチです。
80年代を中・高を過ごした人ならば、授業中にマンガをまわし
北斗の拳とかシティーハンターの中にBANANAFISHがあって、初め
て少女マンガを読んだ・・・という人も多いのではないでしょうか。
(あっと、説明不足ですが私は男性読者です。)
BANANAFISHも考えてみれば、大流行となった同性愛モノのはじまり
の作品とも言えなくはないですねぇ。このラバーズキスも、考えて
みれば同性同士の恋愛が多いですもんね。
でも、吉田さんの作品は、なんというのかなぁ男でも抵抗感!!がなく
読める感じがします。好くなくとも僕は。
というのは、セクシュアルな描写がほとんど皆無だし、なによりも
吉田さんの恋愛のテーマは、『魂のむすびつき』であって、ある人に
とってある人が大事であるのは、心の問題という感じが強くするから
です。
吉田さんの主人公は、アッシュも藤井君も、最新の夜叉もすべて
悲しいくらい子供時代に心の傷をおっていますよね。彼らにとって
その傷を理解して、癒してくれる人こそが、魂の相手であるですよね。
そういうなんというのかなぁ、透明で切実な愛ってのを描かせると
ほんと吉田さんは天才だと思います。
僕をはじめ少女マンガが駄目な男の人の多くはそのきらきらしたような絵柄に苦しむのだと思います。しかしこのマンガは線も細く非常に読みやすい作品です。そのあっさりとした絵柄のおかげで同性愛の描写も比較的気持ち悪くありませんでした。少女マンガが駄目な人でも読みやすい作品だと思います。
そして、この作品の一番の素晴らしさは非常に多面的な視点で描かれていることだと思います。
最初の二話は里伽子の視点次は鷺沢の視点という様に同じ話が違う人物の視点で語られていきます。最初の話で疑問に思ったこと、あるいは全く!気にもとめなっか事が違う人物の視点で見ることで明らかになっていくのがとても面白いんです。少女マンガだからって敬遠してる人騙されたと思って読んでみてください。
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