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ラン (角川文庫)
 
 

ラン (角川文庫) [文庫]

森 絵都
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (34件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

もらった自転車に導かれ、異世界に紛れ込んだ環。そこには亡くなったはずの家族がいた――哀しみを乗り越え懸命に生きる姿を丁寧に描いた、感涙の青春ストーリー。直木賞受賞第一作が待望の文庫化!

内容(「BOOK」データベースより)

9年前、家族を事故で失った環は、大学を中退し孤独な日々を送っていた。ある日、仲良くなった紺野さんからもらった自転車に導かれ、異世界に紛れ込んでしまう。そこには亡くなったはずの一家が暮らしていた。やがて事情により自転車を手放すことになった環は、家族に会いたい一心で“あちらの世界”までの道のりを自らの足で走り抜く決意をするが…。哀しみを乗り越え懸命に生きる姿を丁寧に描いた、感涙の青春ストーリー。

登録情報

  • 文庫: 374ページ
  • 出版社: 角川書店(角川グループパブリッシング) (2012/2/25)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 404100165X
  • ISBN-13: 978-4041001653
  • 発売日: 2012/2/25
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (34件のカスタマーレビュー)
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26 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
買ったはいいが500ぺージ近い分厚さに圧倒されて読み始められずにいたが、長野旅行の日帰り電車で読んで二日目にて読み終えた。

「カラフル」でも思ったが、森絵都さんの作品は 読む人たちに「生きろ」と言ってくれる、
それも背中をぽんと押すように、
人間のぬくもりがその掌から伝わるように、
決して強要するのではなく。

辛くても辛くても苦しくても、それでも生きていくんだ。寂しくなんかないんだ。
周囲に壁をつくって一人でひきこもって過ごしていた主人公が強く、強く自分の力で生きていくようになるまでの流れがとても自然。
登場人物たちのセリフ以上に、描写によってメッセージを伝えてくれる稀有な書き手。
素直に読めば読むほど、スッと受け入れられると思います。
このレビューは参考になりましたか?
18 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
軽妙な会話とドタバタと大騒ぎな面白さに何度もにんまりし、
数々のふれあいにしんみりした気持ちも感じながら、
アッというまに読み終えてしまった。
そして読み終えてからのこの温かみはなんだろう。

森絵都さんの小説を読んでいつも感じるのは、
自分自身の身のまわりの人、モノ、それらと自分との関わりなどなど、
すっかり当たり前で見慣れてしまったものや、
もはやありがたみも感じられなくてむしろ煩わしくさえ感じているものも、
本当は宝のようにかけがえのないものなんだ…と、
自分をそっと元の場所に戻してくれるような感覚なのです。

人は年をとり、やがて誰もが人生の終わりに向かっていく。
どんなに抵抗してもいや応なく時はながれてく。
それとともに、どんなに素敵なものや人との関係も、
やがてはいずれ終わってしまうということを誰もが知っています。

その先に何があるのか…?
知ってる人もいるのかもしれませんが大抵の人は知りませんし、
あの世がもしあって、それとの関わりなど、
それが森絵都さんが描いたようなものであってもなくても…
ようするに本当はどんななのかはこの際どうでも良いのです。

越えたくて、会いたくて、私は走り始めた…

環と一緒に、環の視野で人や風景を見つめ、
そしてやがて彼女の走りの先にもう一度見えてくるもの。
いやなもの、きらいなもの、すきなもの…
すべては紛れもなく今という時間とその中を共に生きているものたち。
読み終えるとともに視界がスゥーーーっと開けてきて、
身近な人たちへの温かさと愛情が静かに湧き上がってきました。

そしてなぜか自分も走ってみたくなります。
走ってみなければきっと見えないはず風景もきっとあって、
それを自分も見てみたくなる。

「ラン」というタイトルから、てっきり「DIVE!」と同じような
スポーツサクセス的な作品かと思って手にとりましたが、
帯にあったとおりやはりあの「カラフル」を彷彿させるよう作品です。

自分自身の「本来」って何?
そんなことをもう一度見つめてみたい…
そういう人には是非読んでもらいたい一冊です。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
文庫版発売 2012/3/23
By FreshAir 殿堂入りレビュアー トップ10レビュアー
形式:文庫
お安くてかさばらない文庫版が登場したのを見かけたので、読んでみた。
しなやかな文章から紡ぎ出される不思議な長編小説。
環。モナミ1号。冥界への道のり。イージーランナーズ。
よく考えると、筋書きには多少無理があるような気もしないではないが(笑)、
きっちり読ませて、ぐいぐい引き込む。

途中、これでどうやってエンディングをまとめるのかと、
内心ちょっと余計な心配をしてしまったが、杞憂だった。

ほろりときて、でも、なぜかすがすがしい、
このなんともいえない読後感と余韻。
前向きに生きることへの、やさしく、たくましいメッセージ。
このあたりの手腕は流石である。面白かった。
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と読みながら自然に考えている自分がいました。
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投稿日: 1か月前 投稿者: 雨水
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460Pもの長編ですが苦もなく読了しました。特に後半はぐいぐい引き込まれるようなかんじ。... 続きを読む
投稿日: 20か月前 投稿者: 多摩川で昼寝
この作品だけは・・・
森絵都は結構好きで、「DIVE!」も好きだ。でも、この作品だけはダメだった。... 続きを読む
投稿日: 2009/8/26 投稿者: ペーター
一気に読んだのを覚えています。
こんなに分厚いにも関わらず、一気に読んでしまいました。
読了したのはだいぶ前ですが、かなり引きこまれていたのは覚えています。... 続きを読む
投稿日: 2009/7/1 投稿者: トルネコ
無理です…
図書館でかりて読み、途中迄は真剣に読みました。... 続きを読む
投稿日: 2009/4/4 投稿者: 君をのせて
世界が愛おしくなる物語
ひとりぼっちの22歳、夏目環(たまき)が一台の自転車に出会うところから、物語がはじまる。... 続きを読む
投稿日: 2009/2/23 投稿者: biscuit
「ラン」じゃなくてもよかった
主人公である環(たまき)のペルソナやこの世とあの世との境の描写などは独特の見方があって面白かった。ここまでで星3つ。... 続きを読む
投稿日: 2009/2/10 投稿者: サトウイチロウ
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