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19 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
旅に出るとき、一緒にいるとほっとする。そんな本。,
By
レビュー対象商品: ランゲルハンス島の午後 (新潮文庫) (文庫)
この本の良い点は二つ。一つは絵がカラーであること。色彩も明るくて遊び心があり、一つ一つのオブジェクトを見るのが楽しい。 二つめはエッセイの味がさっぱりしていること。 旅に出るとき、ふと時間が空いたとき、気軽に取り出せる気の置けないこの本。 一つ二つエッセイを読むだけで、旅に出て開放的な心がさらに色々な思いに広がっていく。ふと人生を振り返ってみるもよし、自分のエッセイを思い描いてもよし。何度も同じ所を読み直して、何度もぷっと吹き出してももちろんよい。 そして最後に、何よりこのパートナーの素敵なところは、決して旅先での私の心を乱すことなく、ほんのりと、そっと黙って付き添っていてくれることだ。
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
贅沢な時間に感謝,
By 太 (神奈川県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ランゲルハンス島の午後 (新潮文庫) (文庫)
大判で読んだ。1頁の小作品と、見開きの何気ない絵。 大した文ではないような気もするのに、すごいなぁ、とも思える。 肩に力を入れずにこんな作品群を世に出せるのが、村上春樹さんの力なんだと感じました。 銀座線の大猿の話が一番気に入りました。
17 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
摩訶不思議な世界,
By
レビュー対象商品: ランゲルハンス島の午後 (単行本)
ランゲルハンス島というのは、確か生物で習ったインシュリンを分泌するところでしたよね。これが不足すると糖尿病になる。糖尿病患者はインシュリンを打ってもらう必要が出てくる。どうでもいい話ですが、このような授業を放り出して学校をサボってなんか幸せな景色を見るか、そんな話であったような記憶があります。村上春樹の作品の原点のコア部分を探るには、エッセイを読むとヒントが多いような気がします。このヒントはこの「ランゲルハンス島の午後」という文章(本、丸ごとではありません)にうかがうことが出来ると思ってます。「学校の勉強よりももっと他に大事なもんがあるんだ」という単純明快な確信。その確信をこのような文章と絵で描けるというのは、結構本人も(水丸さんも)楽しんでいたような気がしますね。
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