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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
表紙に騙されてはいけない,
By のりぞう (北九州市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ラベルのない缶詰をめぐる冒険 (単行本)
表紙はピンクを基調としたポップな色調に優しいタッチで描かれている。イラストはファンシーで、とってもかわいらしい。 けれども、この表紙で中身を推測して読み進めると、ストーリ展開に驚くこと間違いなし。 とんでもない話が待っている。 待ち受けているストーリはドキドキワクワクハラハラ。 「おどろおどろしい。」「ぞっとしない。」こんな形容詞もぴったりくる展開。 もっともそれだけでもない。根底にあるのは友情と自立。 周囲に誤解され、ひとりで過ごす時間の多い男の子が 風変わりな趣味を一緒に分かち合える友人と出会い 誰かと一緒に楽しみを共有できる幸せを味わう物語。 人はいつだって、時間や感覚を共有できる人、分かち合える人を探して 生きているんだと思う。そして、そういう人を見つけることができたとき 「楽しい」と思う感覚は、本来の何倍も楽しめるのだと思う。 大人は子どもの頃の感覚をすぐに忘れてしまう。 子どもの頃に「自分は大人になっても絶対に忘れない!」と決意したことも いつの間にか徐々に徐々に忘れてしまう。 子どもと正面から向き合っているつもりでも、 子どもから見ると、ほんの少しピントがずれている。 アレックス・シアラーは、そういった子どもの目線から感じる 「大人のずれ」を見事に描き出していて、そういえば、私も小さい頃は 大人に対して、こんなふうに思っていたなぁと懐かしく思い返した。
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
アレックス・シアラーの新刊,
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レビュー対象商品: ラベルのない缶詰をめぐる冒険 (単行本)
缶詰集めという風変わりな趣味から始まる友情と奇妙な事件の物語。巧すぎなにも言えません。 ミステリ的な謎解きが読む者を引き込み、ケストナーの「飛ぶ教室」を思わせる勇気と友情と気高さが小説としての華を添えます。 著者の既作と比較して頭ひとつ抜きん出るというような出来ではないものの、さすが当代随一の作家シアラー、安心して読める仕上がりです。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
読み始めたら止まらない,
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レビュー対象商品: ラベルのない缶詰をめぐる冒険 (単行本)
ある日ファーガルが缶詰を開けると、中にはピアスが入っていました。その後もう一つ缶詰を開けると、ピアスよりも不気味なものが出てきました。そして彼がシャーロットとまた缶詰を開けると、今度はhelpと書かれた紙が出てきたのです。二人は誰かが助けを求めていると考え、缶詰をめぐって推理を始めます。しかし缶詰を調べていたある日、突然ファーガルが行方不明になりました。 シャーロットはファーガルを助けるために、手がかりとなる缶詰を調べます。そしてついにシャーロットはファーガルの居所を突き止めました。 これから先は言えません。ぜひ読んでみてください。不気味で怖く、気持ち悪いけれどやめられない物語です。この本を読んだら缶詰が怖くなるかもしれません。中から「あれ」が出てきたらどうしようと、つい疑ってしまうのです。
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