いきなり歪んだ激しいギターサウンドから始まるこのアルバム
「けもの道」「水鏡」「雲路の果て」はとにかく人間の醜い部分に
重く、真正面からぶつかってくる
幼き日を歌った「T' was on my birthday night」
中盤で再び激しさを見せる「ねないこだれだ」「かがり火」
"私なんて死ねばいいと思ってた でもどこかで私だけが生き延びることだけ信じてきた"
という人間の核心をつくかのような「海原の人魚」など
アルバム曲にも隙がありません
そして「樹海の糸」「ポロメリア」「しなやかな腕の祈り」では
すべてが罪が慈愛に包まれ許されるように、醜い自身が禊がれていく感覚になります
"おやすみなさい このしなやかな腕に体を横たえ 泣きなさい"
じっくりとアルバムを聴けば、「怖い」なんて感想はとても持てない
むしろ、優しく愛に満ち溢れたアルバムで、間違いなく「名盤」です