掲載誌をチェックしていなかったのですが、今回も意表をついた舞台設定です。
酋長、いつもステキな作品をありがとうございます。
中世ヨーロッパ。
巡礼へ向かう修道士には人には言えない秘密があった。
「こんなにもやさしいのに 何故 そんなに冷たい目をしておられるのか…」
ある老人は修道士へ言った。「あんたは 神様ではなく 人間を求めて旅を始めた人なんだろうな」
凍てついた心を持つ修道士は、ある騎士と出会います。
出会った印象は最悪だった二人ですが、お互いのいろいろな一面を見て心を通わせていきます。
修道士・騎士、どちらの目線で読んでも心が温かくなります。
人間味にあふれた騎士が見せる姿が、すごくいいんです。
騎士に魅せられていく修道士が、またいいんです。
二人の人生に幸あれ、と願わずにはいられません。
読めば読むほど味のある、西田東先生のお話。
読まないのはもったいなさすぎます。ぜひご一読くださいませ。