内容紹介
1.ヴォカリーズ(作曲家による管弦楽編)Op.34-14
2-4.交響曲第3 番イ短調 Op.44
20 世紀の偉大なる指揮者ストコフスキー。彼はアメリカのオーケストラを発展させ、また同時に様々な 理由で祖国を離れ、アメリカに活動の拠点を求めた作曲家たちの作品を進んで初演、彼らの曲を浸透さ せることに成功したのはご存知の通りです。ラフマニノフ(1873-1943)については、1920 年に「鐘」のアメリカ初演、 1934 年に「パガニーニの主題による変奏曲」の世界初演を行い、またラフマニノフ自身のピアノで第1 番のピアノ協奏曲も初演しています。1936 年に完成された交響曲第3 番も、当然ストコフスキーが初演 するものと思われましたが、この頃フィラデルフィア管弦楽団の共同指揮者であったオーマンディも、 初演に名乗りを挙げたため、争いの結果、ストコフスキーが初演の権利を勝ち取ったというものです。 とはいうものの、その後ストコフスキーがこの「交響曲第3 番」を指揮することはなかったのですが、 93 歳になってこの奇跡的な録音が実現したのですから、これは驚きと言うほかありません。
録音 1975 年4 月28,30 日、5 月1 日ウェスト・ハム・セントラル・ミッション
アーティストについて
ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団/レオポルド・ストコフスキー(指揮)