実はFMで15年以上も前に放送されたのを母が気に入って、カセットテープにダビングしたものが沢山転がっています。たまたまベートーヴェンという理由で私が録音していたんですが今は母が聴いています。
第1楽章のオーケストラの始まりが凄く良いです。充分な音量と伸ばしでピアノが入ってきます。そのピアノの独奏のあとのオーケストラの「パーン、パララッラ・リンランランラン」というリズム感も言いです。
とても切れ味があります。
第2楽章はどこか懐かしさを漂わせる哀愁を帯びた演奏です。心が落ち着きます。そのまま第3楽章へと入っていきますが、この入り方も非常に上手いです。名残惜しそうに「ポロン・・・ポロン・・ポロロン」と
ゆっくりと引き終わり、一気に本来のリズムになるのですが、冒頭の“シンコペーション”のリズムの取り方が速すぎることもなく遅すぎることもなく、オーケストラも同じ演奏を引き継いでいます。
第3楽章はとてもメリハリの効いた演奏です。力強いです。
私はチェコ・フィルのを持っていましたが、そちらは“女性的”な演奏でした。
当時、私は指揮者までを調べずに「シカゴ響」だけで買いに行ってしまい、店頭で2枚を渡されてこちらではなくもう一つのCDを購入してしまいました。今なら携帯があるので確認が出来たのですが。
母は「演奏方法がぜんぜん違う。気に入らない」と引越しで廃棄してしまいました。
私はこのCDで録音と合ってると思うのですが後日、母に試聴してもらいこちらの指揮者とピアニストのCDを買う予定です。