表紙の、ミレーの「オフィーリア」を見た人は多いことだろう。
ハムレットの劇中、精神を病んだ彼女が、川に落ち、歌いながら流れていく情景。
劇中では、女王の台詞として、ほんの数行でしか語られなかった、オフィーリアの最期の場面が、ミレーの想像力と絵筆で、このうえもなく美しい絵画になった。
ロセッティ、モリス、バーンジョーンズ、ミレーら、ラファエル前派として活動した期間は短いが、彼らは、観る者を魔法にかける、美しい絵画を多く残した。
美術を専門に学んだことのない私でも、絵への理解をさらに深めるのに役立つ本です。