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ラバウル温泉遊撃隊
 
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ラバウル温泉遊撃隊 [単行本]

山崎 まゆみ
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

太平洋戦争有数の激戦地に、「温泉」の名を冠するゲリラ部隊があった―。幻の部隊の足跡を追い、戦争をまったく知らない世代の温泉ライターがジャングルの奥で見た光景は?戦地の昔と今を情熱で結ぶ新感覚ノンフィクション。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

山崎 まゆみ
1970年新潟県長岡市生まれ。駒沢大学文学部卒。新聞、雑誌、TV、ラジオなどで温泉の魅力を紹介するフリーライター。現在まで21ヶ国、750ヶ所以上の温泉を訪ねる。2008年には国土交通省が任命する「YOKOSO!JAPAN大使」の一人に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 233ページ
  • 出版社: 新潮社 (2009/07)
  • ISBN-10: 410316431X
  • ISBN-13: 978-4103164319
  • 発売日: 2009/07
  • 商品の寸法: 19.4 x 13.8 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 120,878位 (本のベストセラーを見る)
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9 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 宿六
形式:単行本
ノンフイクションだが 題名は冗談と思っていたら、戦時中の激戦地に実在した部隊である事に驚いた。著者がラバウルを訪れ宇奈月温泉の存在を知り、ツテを頼って隊長を見つけ出す。日本の夏を遥かに超える暑さのジャングルを歩いて行く、そのバイタリティに脱帽します。内容も浮ついたものでなく戦争の爪あと、悲惨さも伝わってきます。
紀行文を読むとその場所を訪れたくなりますが、ラバウルの宇奈月温泉は、本で読むだけで充分な気がします。
それにしても「マラリアにかかっても温泉に入りたい」「敵に見つかっても温泉に入りたい」という日本人の温泉好きは 凄いと思いました。
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6 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
本書を知ったのは、ある月刊誌の本の紹介欄だった。そこで、「ラバウルの宇奈月温泉」という部分が目にとまった。

宇奈月温泉といえば、富山県民ならば誰でも知っている温泉地で、その名称があのラバウルの温泉につけられているとは知らず、興味を持ったことが本書の購入理由。

正直、宇奈月温泉の知名度は決して高くないのに、誰がつけたのだろう? その辺もわかると良かったのだが、はっきりしなかったのが残念。

本書では、元日本兵や現地の住民、当時をよく知る方々の回想も多く採用されており、当時の状況を知るうえでもためになる。現地の方々は決して日本人に悪い感情は持っていなかったのだ。(このことは本書でも紹介されているが坂井三郎氏や吉田一氏らの著書からも読み取れる)

また、本書では温泉というものが日本人にとってなくてはならない、といえばいいすぎかもしれないが、非常に大きなものであることを再認識させられる。マラリアに罹っても入りたい、そう思わせるものであったという。中には「戦時中に温泉?正気か?」という意見もあるかもしれないが、前述の坂井氏の著書を読むと、温泉は憩いの場であり、癒しの場であったことが読み取れる。

本書を読むに当たっては、参考文献にあげられている著書を読んでいるとなお良いと思う。
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7 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
戦時中のラバウルで、日本兵が入っていた温泉について元兵士にインタビューし、実際にその温泉を現地に赴いて探し出して入っている(表紙がそのときの写真)。タイトルはちょっと奇抜すぎるが、シンプルな物語で意外に読ませる。ちょっと趣の変わった戦争物ノンフィクション。

戦争中に温泉に入る日本兵も一種の狂気を孕んでいるが、一見無意味な「それ」をさまざまな手を考えて探し出す著者の執念も、同じく狂気的ですらある。ラストに語られる「美しい日本人」についての感じ方は、現代の若者がつたなくも思考する「日本人論」への一種の試みを感じさせる。著者自身の「自分探しの旅の記録」とも読めなくもない。異色ではあるが、間違いなく力作。
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