Toast 6の頃から使っており、単なるDVDライタとしてもバージョンが上がるにつれ細かな点が良くなっているのを感じています。
今回の売りはHDムービーが扱えるという点です。キヤノンのHDカメラHF-M41で撮影した演奏会の画像をDVDにして見てもらおうという目的で、Toast 11にバージョンアップしました。少しいじってみた感想を書きます。
1) AVCHDフォーマットが直接読めるが、実用的ではない。
問題は、カメラが2GB毎にファイルを分割してしまう所にあります。本来なら、同時に記録される管理情報をつかって、前後のファイルを連結しなければならないのですが、単純にToast 11にAVCHDのディレクトリを放り込むだけでは、ファイル毎にDVDのチャプタが別れてしまい、「続けて再生する」を選んでも一瞬途切れてしまいます(Toast 11だけでなんとかなるなら、その方法を教えて下さい)。これでは演奏会のDVDにはなりません。
2) iMovieとの合わせ技で最低限のDVDは作れる。
そこで、アップルのiMovieでAVCHDのファイルを読み込み、編集し、最終的なムービーを作っておいて、それをToastに放り込むとうまくいきます。iMovieからiDVDに直接送ることもできますが(iMovieのヘルプファイルではこちらを紹介している)、この方法では、奇麗なメニューを作れる一方、垂直解像度の極端に低い、斜線がぎざぎざなDVDができてしまい悲しくなります(ビデオCD並みというか、VHS以下というか)。Toastではそんなことはありません。メニューも凝れませんしプロの画質には到底及びませんが、最低限我慢できるものにはなります(正直言ってiDVDに問題があるのではないかと。これも何かご存知の方がいらっしゃったらお教えください)
SD時代はちょっと高級なカメラを使うとアマチュアでも結構良い線いったのですが、HD時代になってつらいものがあります。いつの日か、マックで気軽にAVCHDからDVDを作れるようになるかもしれません。AVCHDファイルはその日までバックアップしておきましょう。もっとも、Jobsのいうように、ムービーファイルを直接テレビで見る時代の方が先にくるような気はします。
(* 追加。
気がついてみればAVCHDデータを連結するのはとても簡単でした。カメラの*.MTSファイルをcatコマンドを使って単純に連結すればいいのです。cat カメラのディレクトリ/00001.MTS カメラのディレクトリ/00002.MTS カメラのディレクトリ/00003.MTS > 作業用ディレクトリ/part1.MTS って感じですね。どうやってカメラがファイルを分割しているかを考えればすぐ判ることでした。
こうやって作ったAVCHDデータは、直接Toast 11に放り込め、DVDに焼くことができます。一旦中間的なムービーに変換しない分画質が向上しますし、作業スペースをとりません。
Toast 11は、それ自身で簡単な編集(不使用部分のカット、チャプタ付加など)ができますから、こったメニューが必要なければこれで十分です。iMovie、iDVDなしでとても簡単にそこそこ見られる品質のDVDが作れます。iDVDとは比較になりません。AVCHDをBDやDVD(複数枚に分けるのも可)にバックアップすることができますから、民生HDカメラを持っているマックユーザ必携のソフトと言っていいと思います。
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