内容についてはヒロインの千早と一緒の学園(女子高)にSA(スクールアテンダント)として通うことになった主人公・天。
その学園でSAトーナメントの話を聞き、トーナメントで優勝すれば1億円を手に入れることが出来、千早に借金を返済することが出来る、
幼い頃の千早との約束であるプロポーズを対等な立場ですることが出来ると天は考えて、トーナメントの出場を決意するがその結末は?
っというお話です。
前半部分は女装もののお約束といった形で、女子高に通うことになった天の話が中心、
中盤以降は天の家族とSAトーナメントの話が中心です。
この卷で最終卷ということもあり、とにかく話の展開はかなり早いです。序盤から天と千早の関係が進展していたり、
いつのまにか場面が学園から千早の屋敷にかわっていたり(その逆もあります)しています。
随所にわかつき作品らしさ(ちょいエロ+天の可愛らしさ+ドタバタ劇)があり、読みにくさはないのですが、
話の内容についてはかなりとばしているいるので、ちょっと中途半端な形になってしまったかな〜という印象を受けました。
最後の展開についてもちょっとご都合主義過ぎるかな〜という印象を受けました(まあ、小説なのでこんなことを書いてしまうのもなんですが・・・。)。
個人的な見解としては、学園編とSAトーナメント編といった形で2冊に分けて書いてもらえればもっとよい話になったのではと思いました。
主人公やヒロイン、脇キャラのメイド達のキャラ設定が結構よかっただけにこれで終わりになってしまったのは残念です。
最後まで可もなく不可もない作品だったので、☆3つとしました。