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ラス・マンチャス通信 (角川文庫)
 
 

ラス・マンチャス通信 (角川文庫) [文庫]

平山 瑞穂
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (21件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容紹介

少年時代の終わりの日、僕は姉を犯そうとする「アレ」を撲殺した。執着と断絶を繰り返す異形の家族のサーガを既存の枠組みを踏み越え、ガルシア・マルケスにも擬えられるマジックリアリズム的手法で描く壮大な物語。

内容(「BOOK」データベースより)

姉の体の上に息荒くのしかかる「アレ」に手を下した瞬間から、僕の人生の歯車は大きく狂い始めた。施設に収容され、理不尽な仕事でこき使われ、刻印された黒い染みに翻弄される、切なくも数奇な運命。ついに流れ着いた山荘で見た衝撃のものとは…。無垢な魂がさまようカフカ的幻想世界を、圧倒的なマジックリアリズムで描く異形のビルドゥングスロマン。第16回日本ファンタジーノベル大賞、大賞受賞作、待望の文庫化。

登録情報

  • 文庫: 319ページ
  • 出版社: 角川グループパブリッシング (2008/8/25)
  • ISBN-10: 4043905017
  • ISBN-13: 978-4043905010
  • 発売日: 2008/8/25
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (21件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 461,674位 (本のベストセラーを見る)
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15 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 誰もが家族に認められ、愛され、幸せに満たされて生きたいと願っている。けれど、「僕」という息子には、なぜかそのアタリマエの幸福がゆるされない。理由は永遠にわからないまま、「僕」の冒険物語がはじまる……。家に徘徊する謎の妖怪アレ(兄?)や、明確な虐待や葛藤こそないけれど、「僕」に過保護なようでいて冷淡な父母、恋人同士のように仲の良かった姉との別れ。施設での生活を経て、自分を拾ってくれたヘンな上司や、新しい恋人と共に疑似家族的な関係を結ぶも「僕」の周りに起こる出来事はいつも奇妙に残酷なことばかりで…
 一体、家族って何だろう? 家族から離れて生きているはずの「僕」なのに、ずっと呪われたファミリーの絆に追いかけられている主人公の心理がリアル。悲しく切なくて、最後は希望がちょっぴり。
 各章は独立した短編としても読め、その完成度の高さには驚きます。特に、冒頭の『畳の兄』と、ホラー色の強い『次の奴が棲む町』が印象的。ファンタジー小説と言っても、ラテンアメリカ文学っぽい抽象度的なノリなので、好き嫌いは別れるでしょうが、私は日本にもこういう小説があるんだなーと素直に感心してしまいました。
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8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
新人でこれを書いたその技量、想像力に舌を巻きました。
表現力が抜群で、特に、眠りに落ちていくときのことを描写した
何気ない部分に、凄みを感じたことは忘れられません。
主人公はいわゆる損なわれた人物だとも言えそうで、
読者からするとなぜそこで怒らないのか?と思えるような箇所でも
淡々とやり過ごす、といった印象で、しかし各章の終盤で必ず
大きな事件、変化が起こるのです。実に巧い!巧み!
まだ1回しか読んでいませんが、1年後くらいにもう1度読んでみたいです。じっくりと。
なお、この文庫版、あとがきは読了まで読まない方が良いでしょう。
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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
これは傑作 2009/2/21
形式:文庫
ファンタジーノベル大賞の作品は、「僕僕先生」のようなわかりやすいものが
ある反面、きわめて玄人的な、難解で、ある意味ひとりよがりなものが賞をとる傾向がある。
この小説はどちらでもない。キャラ造詣の素晴らしさや、展開の読めなさ具合、ヨーロッパの
小説を読んでいるような、不思議な空気感。押し付けがましくなく、ひたむきで。ああ、すばらしい! だが、なんで新潮社の本なのに、文庫は角川書店なの? 
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投稿日: 2009/12/18 投稿者: みたか
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そんなにいいか?
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筋が通っていないというか・・・
ファンタジーと言えば聞こえは良いが、... 続きを読む
投稿日: 2008/5/18 投稿者: amazonjoker
なんじゃこりゃあ?
つまらない。
アレがアレがって勿体ばかりつけている。
途中で読むの止めたから、アレがなんだったかわからずじまいでした。... 続きを読む
投稿日: 2008/3/18 投稿者: ぷーやん
3月で絶版・文庫化未定!!
誠に残念ながら、第16回日本ファンタジーノベル大賞受賞作である『ラス・マンチャス通信』が、この3月をもって絶版となり、文庫化のメドも、今のところ立っていないそうで... 続きを読む
投稿日: 2008/3/16 投稿者: 虎馬
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