解散コンサートは武道館のステージの背面のスタンドから見ました。私は「レッケイジ」の頃から毎回ライブに行くようになった新しいファンで、以前は彼らのことは知っていたものの、あまり興味を持てずにいました。音楽の聴き方が大人になっていくにつれ、彼らの音のルーズな気持ち良さがわかってきて、生で聴いてみたくなったのですが、初めて「生」を体験した瞬間、予想した通りのカッコよさに感動したのを覚えています。リズム隊の二人のタイトな音をバックにブルージーなギターが絡まるあの音。最高です。一言でいえばストーンズのようなバンド、といえるのでしょうが、同様の魅力を持つバンドが以後現れてこないのが残念です。解散コンサートの終幕時、隣の女性ファン二人が「真ん中は中だるみだったねー」と言っているのを聞いて情けなくなりました。日本のロックファンの多くはいまだにメロディとルックス重視なのかと...。今のロックシーンを見るにつけ、ギターをじゃかじゃかかき鳴らすだけがロックじゃない!と言いたいのです。そこで、若いロックファンにはぜひこのDVDを見てほしい!と思うのです。彼らが再結成してくれたら、その時はクリームのロイヤルアルバートホールのような、大人が楽しめるロックコンサートを観たい!