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ラスト・イニング (単行本)

あさの あつこ (著)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

大人気小説「バッテリー」。あの伝説の試合がここに──!!
全国劇場公開される人気小説「バッテリー」。その中でも屈指の人気キャラクター・瑞垣の目を通して語られる、巧、豪、門脇らのその後とは──。ファン待望の小説がついに登場!!


内容(「BOOK」データベースより)

「バッテリー」屈指の人気キャラクター瑞垣の目を通して語られる、彼らのその後の物語―。

登録情報

  • 単行本: 238ページ
  • 出版社: 角川書店 (2007/02)
  • ISBN-10: 4048737570
  • ISBN-13: 978-4048737579
  • 発売日: 2007/02
  • 商品の寸法: 19.2 x 13.2 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (17件のカスタマーレビュー)
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5つ星のうち 5.0 二度目はないですよ、瑞垣さん。, 2007/2/19
『バッテリー』シリーズ最終巻(第六巻)の最後に出てくる
新田東と横手二中の試合を絡め、
高校生になった瑞垣君を中心に物語が展開していきます。
(主要登場人物も出てきます)

本書は「マウンドへと」と「白球の彼方」の二つに
分かれています。

「マウンドへと」は
その試合前の風景。
巧や門脇君、瑞垣君などの
それぞれの心情が綴られています。
緊張感がこちらにも伝わってきます。

大部分を占める
「白球の彼方」は、
高校生になった瑞垣君の
野球やそれを取り巻く人々、そして門脇君に対する心の葛藤が
あの試合の回想や彼らの幼少時代を織り交ぜながら描かれています。

タイトルにある
「二度目はないですよ、瑞垣さん。」は
その試合で豪が瑞垣君に告げた一言です。

本書にはそのセリフが何回も出てきて、
試合中、そしてそれからの瑞垣君の心にも
大きな影響を与えていると思います。

(少しネタバレになります。すみません)
瑞垣君や門脇君の選んだ進路に対しては、
驚く方が多いかもしれません。賛否両論あるかもしれません。
(「白球の彼方」の第一章「バス停で」は
 『野性時代』2006年12月号に掲載されているので
 彼らのその後をすでにご存知の方も多いと思いますが…)

なぜ彼らがそうしたのか、これからどうなるのかが
最後まで細かく、目の当たりにする現実や回想も含めて綴られています。

あさの先生の独特の表現によって、
瑞垣くんの心情や彼らがあの試合で何を感じたのかが
痛いほど伝わってきて、苦しくなりました。

それでも支えてくれる人がいるしチャンスはある。
人は変わっていける。
簡単に言えることではないかもしれませんが、
希望がある物語ではないでしょうか。
人々の「変化」を感じ取れる一冊でした。
『野性時代』で驚いていたので、
読み終えたときは「ああこうなるのか」と胸に迫るものがありました。
門脇君、瑞垣君の“これから”が楽しみになる一冊です。
巧や豪も、最後の方できちんと綴られていますよ。

あくまでも瑞垣君が中心ですが、
できれば今後、巧や豪たちの心情や“これから”も
詳しく知りたいとも思いました。
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25 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 青春小説の王道かもしれない。, 2007/4/5
 映画にもなった「バッテリー」シリーズのサイドストーリーです。本編ラストでの白球の行方がどうなったのか、あの試合が彼らをどう変えたのかが、ここで明らかにされます。
 なんといっても、あの瑞垣が主人公というところが魅力です。吉貞との掛け合いこそないものの、彼の屈折した心理が手に取るように描かれていて、非常に面白かったです。瑞垣にしてみれば、こんなふうに自分を描写されるのはごめんだろうけれど。(笑)
 あの試合によって大きく道を変えた門脇、野球の(角脇の)呪縛から逃れようとあがきながらも、捨てきれぬ瑞垣。その様子は、一見無思慮に見えて、実はあまりに真摯で大人びていることに、ある種の驚きすら覚えます。今の高校一年生って、ここまで考えるのだろうか?
 それはつまり、作者・あさのあつこが青春教養小説の書き手である、ということなのでしょう。物語におのずと入り込む読み手へのメッセージが、この作家が大人にも人気がある理由かもしれません。常識ではなく良識、他者ではなく己の望みに従って生きる難しさを、軽々とあるいは苦しみながら乗り越えていく主人公たち。諦めと妥協の中で生きていくことの多い現実に対し、もう少し頑張ってみようか、という気にさせてくれる本です。
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19 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 ひとりひとりが主役, 2007/3/8
前にあさの先生がインタビューで、瑞垣視点の話を書きたいとおっしゃっていたので、ずっとこの本が出るのを待っていました。
バッテリーの続編、というよりは番外編といった感じかな。
二部構成になっていて、二部から瑞垣視点の話になります。
バッテリーの主人公、原田巧がいる新田東ではなく、そのライバル校の横手二中から見た「あの試合」がとても新鮮でした。

何度も何度も、暗記してしまうぐらい読んだ「バッテリー」を、もう一度読み返そうと思いました。
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5つ星のうち 5.0 いい本だけど
多分、ほとんどの読者が待ち望んでいて、満足したものだと思います。が、なくてもよかったとも思います。優れた作品だとは思いますし(星5つ)、実際楽しめたけれど、本編... 続きを読む
投稿日: 2007/4/17 投稿者: shi-bo

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