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18 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
天性の才能・並々ならぬ努力・熱き情熱に支えられた脳外科医の人となり,
By gratia_gratiam_parit (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ラストホープ 福島孝徳 「神の手」と呼ばれる世界TOPの脳外科医 (単行本)
際立つ手先の器用さ、並外れた集中力、休みなく動き回る凄まじいエネルギー、後進への教育にかける情熱、関係者によるとどれをとっても桁外れだそうだ。驚異のスピードにもかかわらず、正確かつ丁寧に執刀される。メーカーとの妥協無き共同開発で生まれた器具で、患者の負荷を最小限にとどめようと確立した頭蓋底の鍵穴手術で脳腫瘍を取り出し一発全治を目指す。先輩を敵に回し貪欲に「俺にやらせろ」と朝8時から夜の11時まで手術したり、年間900件を超える手術をこなした時期もあり、傑出したキャリアを持つ。噂を聞きつけた世界から難度の高い手術が舞い込み、さらなる挑戦が続いている。なぜ最初に訪れなかったのかと嘆きつつ他医師の手術の尻拭いも請け負う。Dr.福島には適わないと自覚しつつも、Dr.福島に学び続ける医師たちの謙虚な姿勢にも打たれた。後進には自分という限界値を示すことで、簡単に諦めてしまわないようにして欲しいそうだ。手術が進むほど上機嫌になり、ジョークをとばすらしい(手は決してスピードを緩めないまま)。アドレナリン全開?! 世界に轟く名医の名声をほしいままにしつつも、執刀前に「僕だけの神様」に祈る。代々神に仕えたお血筋ということで神のご加護があるかもしれない。患者からの感謝が何よりも嬉しく、「全ては患者さんのために」がモットーで、溢れる優しさで患者の心をほぐす。 名外科医の条件;才能、努力、経験、道具、神の助け、親切、ハート 医師へのメッセージ;「 お金のために働くな。世のため人のために働きなさい。挫折はあるだろうけれど顔で笑って心で泣いて。仕事は楽しく、患者さんには喜びと幸せを。もてる全ての力を患者さんのために生かしなさい。」 だそうで、一人でも多くこのような世界トップクラスの外科医が我が国にも誕生することを願っています。患者が医師選びをしやすいように、医療先進国アメリカのように個々の医師の実績をディスクローズできるようになるのはいつのことだろう・・・?
16 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
これはすごい!努力家にして天才。,
By no name (Tokyo, Japan) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ラストホープ 福島孝徳 「神の手」と呼ばれる世界TOPの脳外科医 (単行本)
題名がカッコいいという単純な理由で手にとりましたが、一気に読み切りました。自分の短所・長所を知り尽くしている上に、手先が器用で、(いわゆる)ガッツがあり、そして、何をおいても患者のために尽くすんだという炎のような信念のために、日々努力&研鑽を重ね、こうして一人の天才が生まれた。元々天才型だった人に努力までされたら、凡人では追いつけない。 『自分の技術には絶対の自信を持っている』と言い放つ。今流行のビックマウスか???と思いきや、全くとんでもない!! 出し惜しみせず、自分のもてる知識も技術も全て伝えたいと後進の指導にも熱を入れ、年間数百もの症例を手がけるために世界を飛び回るドクター福島。 医者でなくても、自分が選んだ道やキャリアでのプロになろうとする人には、その姿勢を真似してみたいと思わせる、あるいは真似して少しでもその人柄に追いつきたい、と思わせるような情熱が伝わって来た。 小中学生の頃にこの本に出会えていたら、自分の職業観に強烈なインパクトを与えていただろう。架空の世界の人だと思っていた『ブラックジャック』は、ここに実在する。
17 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
目的を持って突き進む天才。,
By
レビュー対象商品: ラストホープ 福島孝徳 「神の手」と呼ばれる世界TOPの脳外科医 (単行本)
良い人物で、同時に腕が立つ医者は最良だと思います。それは難しいことですが、ここにその一例があります。 決して聖人ではないということは、本をよく読めばわかると思います。普通の人間としての声もたくさん入っていますから、むしろ親しみがわく方も多いでしょう。 福島先生の目的は単純です。 【患者の命をできるだけ助けたい】 このために技術を磨き、患者と接しています。 気に入られようとか、儲けようという発想ではないのです。儲けようという考えが悪いわけではないのですが、それだけでは名医という目標には届かないでしょう。先生は、上に書いた単純で困難な目的を抱えて、奮闘(まさに闘っていると思います)なさっているのです。 自分を高めていくのはどうすればいいか。医療のルポルタージュを読みながら、その問題にも踏み込んでいる(しかも無意識に!)良著。
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