自分はイヌか、サルか、ねこか・・・。チームの中でどんな役割を担うべきかなどと考えてしまう。
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ラストイニング 1 (ビッグコミックス)」は野球漫画好きの僕にとって衝撃的な作品だった。
群雄割拠の中で戦うような戦国時代風の野球漫画が多い中、チームマネジメントと戦略を全面に出した野球漫画は初めてで、これは野球だけじゃなく会社の中でも使える理論がたくさんあると感じた。
「
GIANT KILLING(1) (モーニングKC)」も同様にチームマネジメントを中心としたサッカー漫画で人気を博している。
そうか、スポーツ漫画はマネジメント目線を求めていたのかもしれない。
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだらが流行った背景には、このようなニーズがあったのかもしれないな・・・
などと、素人の僕でさえ語りたくなってしまうような、そんなラストイニングをプロの目線で語ってくれているのが本書です。
2004年の第1話から週間スピリッツで、そしてコミックスで全話を読んでいる僕にとって、あの時の鳩ヶ谷監督の采配は、あの時のアンパイアの判断はなど、いろいろと疑問点などが残っていたんですが、それがすっきり。高校野球を取り巻く環境を紹介しつつ、それぞれのシーンの解説をしてくれています。
会社のマネジメントに悩んでいる方にも本書はお勧めです。
自分が監督、スタッフが選手とした場合、どこまでが監督のできるところで、どこからが選手が判断し実施すべきことなのか。
監督が入り込めないグラウンドの中、自分が全て関与できない現場と同様に、どのようにマネジメントを行うべきかのヒントを与えてくれることでしょう。
いわゆる漫画評論本ではなく、野球理論に関する評論本。野村監督の著書が好きな方には是非おすすめの書籍です。
ただし、ラストイニングを読んでないと、単なる野球好きの雑談になってしまう可能性があるので気をつけてください(笑)。